風のいたずら

揺れて
途絶えた
空白の間
その空白に追いついて
ことに気がつく

隠れていた夜空に覗く月

ずっといるんだよ
ただ忘れているだけで

思い出せないなら
アナタが何かで閉ざしている

他にもあることを忘れないでね

透明な涙

何にも染まらない
どの様な色にも属さない

溢れてしまうけど
何処にも行かないよ

波に見える
波を見ている
でも波は動いていない
そんな静寂がある

どの様な形であれ
内側にはない外側のこと

あなたのもとへ

求めても
私に帰ってくる

手にする
側にいるのに私が必要だから

だからって私だけでは続けれない
私だけを周囲から切り取れないので

私を持たない者は
私をあなたのもとだけに行けない

そっと

短期なら噂
長期ならイジメ

場所に限らずにあるけど
表に出さずにやれないのが不思議

届かないよ
慣れもあると思うが
相手にしてないからかな

だって明らかに醜いだもん

まだ見ぬ景色

世界平和
簡単で秩序ある戒め
ただの一個人である規律

ある全ては誰のモノでもないこと

個を様々にしても
あるモノをないモノに帰す
実は無いからこそ有そうとしてる

見る必要もないことを求め過ぎる害悪
ある景色すら見ることを拒んでる

害があったとしても
益もあるけど
それが何処にあるのか、かな？