理想郷
この世の全てにない
全ての人が求めない世界
たった1人の理想すら叶わない
字面的には
理系に見える
数学的な世界観
想うから理を探してて
理の郷は想いを持たない
理想を持つには反する世界があったはず
理想郷が想いの集合体なら
この世にありふれてる
願いを叶えようとせずに
ただ在れるように行うしかない
理想郷があっても
その場所から
また別の理想が創造される
そんな気しかしない
理想的な作品があっても
あったからこそ創作したくなる
誰にも敵わなくたって挑戦したくはなる
懐かしく思うこと
懐かしみはない
懐かしくはある
この違いがあるんだけど
記憶とは曖昧で
その曖昧さがハッキリとする
そんな瞬間がある
気にも、とめてない変化
ただ繰り返す日々に
思い出された綻びを繋ぎ止めるように
もう一つの物語
一緒で違ってるって話
重なる場所があったんだろうね
それぞれが違っていて
同じように進んでいくから
違ったまま同じように語られるけど
何処までも誓って同じことはない
物語も読むんだけど
読んだ人の数だけ違って
物語の同じ場所で語られてる
同じである物語は紙の上でしかない
媒体によるけど
紙の本がいちばん邪魔がない
暗がりの中で
暗くても明るくても
程よいなら問題にならない
偏ると困るけど
身体に頼るしかない
暗く見えない海は苦手だけど
暗さだけが敵ではない
とりあえずは闇に委ねるしかない
赤ちゃんって
最初は明かりを知らないはずで
それでも育って産まれて
明かりの中に身を委ねている
私達は赤ちゃんではないから
暗闇も知ってるので
怖がるのも慌てるのも判るけども
少しずつ確認するしかないよね
どんなに暗くても
生きていて動いている
この身体が可能な限り反応してる
暗がりの中でどうしたいか
それより先に闇を知らなければならない
紅茶の香り
あったかな紅茶って考えてしまう
あまりイメージ出来ない
ストレートティーってほぼ飲まないから
緑茶なら飲むけど
コンビニなら
リプトンか紅茶花伝
自販機なら紅茶花伝を選択
どちらもミルクティー
冬はあったかいも飲むけれど
基本的には冷たい方を選びがち
香りを楽しむなら
鼻に抜ける風味かなって思った
普段は意識していないけど
好みがあるんだろうね
香る葉を
湯を通して
蒸して鎮めて
喉を過ぎるのを待つ
ほっと落ち着き、我に帰る
香りはいつのまにか過ぎていき
ほんのりとした余韻を残している
強すぎず弱すぎるくらいにほどが良い