タイムマシーンに乗って
私は過去へ行こうか、未来へ行こうかと考える。
もし過去に行くとしたら、どの時間のどの場所に行こうか?
そう自分に問いかけた時、割とすぐに答えがやってきた。
変えたい過去はないけど、今はもう会うことのできないお父さんや叔母や友達
もう亡くなってしまった大切な人と過ごせる時間を
嬉し気持ちで、楽しい気持ちで、優しい気持ちで
もっともっと味わいたい。
だから、過去に行くとしたら
私の大切な亡くなった人が生きている場面に行くだろう。
もし未来に行くとしたら、どの時間のどの場所に行こうか?
その答えはなかなかやってこない。
見たい未来が思い浮かばない私は、今が何よりも大切だなと気づいた。
大切な人と過ごす大切な時間を
嬉しい気持ちで、楽しい気持ちで、優しい気持ちで
その一瞬一瞬を丁寧に味わい生きていく。
今日は特別な夜。
私が私と繋がる特別な夜。
静かにベッドに座り、窓から見える満月に顔を向けると
月の光が私へと伸びてくる。
私へと真っ直ぐに伸びてくる。
静かな夜。
ここには誰もいない。私1人。
今宵、私は私を見つける。
月の光が真っ直ぐ私へと伸びてくるように
私は私に真っ直ぐ手を伸ばすんだ。
私の中にある不安
見たくないのに
顔を出さないでほしいのに
あなたは度々顔を出す
私にどうしろって言うの?
あなたとは仲良くなりたくないのに
早くどっかに行ってよ!と声を荒らげても
あなたは黙って私を見てる
私になにか伝えたいことでもあるかのように
もういいや
早くどこか遠くに行ってほしかったけど
今日はあなたと語り合ってみよう
もしかしたらあなたのこと
少しは好きになれるかもしれない
あなたのいいところ
見つけられるかもしれないから
心と心
私は初めて自分の心を見たんだ。
本当はどうしたかったのか?何が嫌だったのか?
本当は何が好きなのか?
自分と心を通わせた日。
今までごめんねと
これからは大切にするよと約束を込めて。
自分と仲直りをした日。
私には仲間がいる。
道に迷った時、「こっちだよ」と光を灯してくれる仲間が
暗闇に落ちた時、そっと見守ってくれる仲間が
希望に満ち溢れた時、「素敵」と応援してくれる仲間が
私にはいる。
なんて有難いことなのだろう。
この地球で見つけた私の宝物。
私も、仲間にとってそういう存在で在りたい。