病室
病室から悲鳴があがる。
聞きつけた職員たちはその病室を目指して走る。
病室からは、なおも悲鳴が響く。
大丈夫ですか!!!
職員が扉を開ける。
いや~ゴキブリが出たんだ。
それ以来、その病室には、
ゴキブリホイホイが設置された。
明日、もし晴れたら…
と、計画を言ってその晩眠りにつく。
翌朝、塗り残しなく空が曇っていたら
顔面まで曇りませんか。
その顔には、午後から晴れる見込みも無く、
暫く心の中には梅雨の季節が訪れる。
〈だから、一人でいたい。〉
俺は正直言って陽キャである。
友達とゲームするのは一人より楽しい
友達と勉強すると一人よりはかどる
友達と将棋をするのも一人より面白い
だが、心を落ち着けたい時だってある
そんな時は、環境はそのままで、
イヤホンのノイズキャンセルを起動し
目を閉じれば良いだけのことだ。
友達が不審に思って声をかけてきたら
今、仏と会話してるから黙ってくれ
と、言えば良いだけのことだ。
これで友達は、いつも俺を一人にしてくれる。
その後も気を使ってか、喋りかけても来ない。
本当に思いやりのある友を持った。
だから、一人でいたい。と言う人の気持が分からない。
本当の友達は、自ら俺を一人にさせてくれる。
澄んだ瞳
お前!本当に澄んだ瞳をしてるなー!
龍馬から称賛を受ける。
ありがとう
俺はそう短く返事をする。
そういえば昨日は龍馬の誕生日だったな・・・
俺は心のなかでそう呟いた。
俺もそんな目を持ったやつに生まれたかったわ〜!
と、龍馬は俺に言ってきた。
グシャッッッ!!グチャッッッ!!
ギャーーーーーーーーッッッ!
俺は予備の義眼をプレゼントした。
ハッピーバースデー
この世には配信者という仕事があると聞いたことがある。しかし、決して楽に就ける訳では無いとも聞いたことがある。そんな配信者の厳しさ、偉大さについて想像してみるのも悪くない。
嵐が来ようとも、配信を始める
嵐が来ようとも、視聴者を楽しませる
嵐が来ようとも、自分も楽しむ
嵐が来ようとも、編集を行う
嵐が来ようとも、本気で取り組む
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荒らしが来ようとも、迅速に対応する