"またね!"
今日で3月が終わり、明日から4月が始まる。
今年は始まったばかりなのに
お世話になった先輩社員の方が退社された。
「またね。」と感謝を込めて別れを告げた。
花の舞う春の朝
あなたの新しい1年が輝くことを願って
またね!
夕立のあとの夏の空
乾いたアスファルトの匂いと光り輝く葉を感じ
またね!
金木犀が香る秋の風
色づく葉を手に大きく振って
またね!
マフラーに顔をうずめる冬の夜
温めた手のひらを向け白い息が消える
またね!
大好きで大切な方には
「さようなら」ではなく
「またね!」と言いたい。
いつかまた出会える日を心待ちにして。
#32
2025/3/31
"春風とともに"
春風がそっと吹き抜け
昨日の悩みを遠くへ運んでくれる
公園では子どもの声がする
「ブランコしたい!」と指を指し
手と手が離れる
そして親子はまた手を優しく繋ぎ
ふたり並んで春を歩く
つぼみはひらき、日差しは暖かくなってきた
季節はめぐり、新しい一日
迷うこともあるけれど
春風とともに歩いていこう
明日はきっと 新しい風が
優しく背中を押してくれるから。
#31
2025/3/30
"涙"
涙って、
その人のその時の感情が
溢れ出てるところが
大好き。
なにかを失ったときの
悲しい涙。
努力が報われなかったときの
悔しい涙。
想像を超えることが起きたときの
嬉しい涙。
緊張が解けたときの
安心の涙。
作品や人の優しさに触れたときの
感動の涙。
どの涙も
感情が一瞬で動かされて
涙として溢れてる。
この人間らしさを大切にしたい。
#30
2025/3/29
"小さな幸せ"
道端で見つけた桜とか、
軽く暖かい春らしい風とか、
そんなことよりも。
今日は仕事で過去にないくらいに疲れ果てました。
そんな中、上司や先輩社員から
ドリンクやお菓子を頂きました。
誰もがこんなに忙しいはずなのに、
スタッフにまで気の利く方々と働けていることも
幸せです。
この危機をみんなで乗り越えようと
周りに元気を与える。
そんな温かく気遣いのできる素敵な人に
出会えて嬉しい。
今日大変だった分、このテーマで
感じる幸福度はより大きいものになりました。
#29
2025/3/28
"春爛漫"
風がふわりと 髪をなで
陽だまりの匂いがする
風がふわりと 頬をなで
花の香りがする
ひらりと落ちる桜の花びら
手に取ろうとした指先をすり抜けて
くるくると舞い落ちる
道ばたの菜の花は
陽を浴びて まぶしそうに揺れ
小さな虫たちが飛び交っている
遠くで響く子どもの笑い声
鳥のさえずりもやさしく混ざり
春の午後にとけていく
こんな日がずっと続けばいいな
ふと足を止めて見上げれば
満開の桜が 澄んだ青空に咲いていた
#28
2025/3/27