"手放す勇気"


あなたは手放す勇気を、お持ちですか？

なぜか、なんでも欲しくなって
自分にできないことは
できるようにしたいし、
知りたいし、
やってみたいし。

いろんなことが気になって
少しずつ手をつけてたら
本当にしたいことがわからなくなって
気づいたら置いたままみたいで
なにも手に入れてない。

手放す勇気があれば
何かを手に入れることができるはずなのに。

#62
2025/5/16

"すれ違う瞳"


駅前でぶつかりそうになったその人と
ほんの一瞬、目が合った。
まるで「ごめんなさい」と「なんでよ」が
同時に飛び出したみたいな、すれ違う瞳。
気まずさ100%、気温は20℃。

その足元には
マーガレットが咲いていて、風に揺れながら
「まぁまぁ、お互い根っこはそんなに違わないんじゃない？」なんて言ってる。

ネモフィラは、青い顔でこうつぶやいた。
「人間って、目が合っただけでいろいろ忙しいんだねぇ…」

小さな花たちは、何もかも見てる。
それでも誰の味方でもなくて
ただちょっと笑っている。
たまに、まばたきさえ忘れるほどに。

#61
2025/5/4

"青い青い"


空と海

晴れていて雲のない空と
静かに波打つ海

こののんびりとした
ほがらかな風の吹く海辺が
職場の目の前にある。
ほっと一息できる場所がある。
幸せだな。

今日もおつかれさま。
えらいえらい。👋💓

#60
2025/5/3

"風と"


忙しい日々の中
ふと吹いてくる風に足を止めることがある。

どこからともなくやってきて
やさしく私を包み込む。
まるで「おつかれさま」と声をかけられたようで、
肩の力がふっと抜けた。

風は見えないけれど ちゃんとそこにいて
わたしたちに小さなやすらぎを届けてくれる。
だから今日も、大丈夫。

風といっしょに、少しだけ深呼吸しよう。
風とひと休み。

#59
2025/5/2

"軌跡"


ある日ふと振り返ると
まっすぐ歩いてきたつもりの道が
ぐにゃぐにゃに曲がっていた。

迷ったり、転んだり、
ときどき全力で後ろに走った跡まで、
ちゃんと残っている。

でも不思議なことに
そのぐにゃぐにゃの道こそが
「自分だけの軌跡」になっていた。
まっすぐな道より
ちょっと笑える足あとが、なんだか
いとおしい。

#58
2025/4/30