今や身近な連絡ツールとして活躍しているLINE。
私はLINEが苦手だ。何ならなくてもいいとすら思っている。
休日だろうがお構いなしに鳴る通知音。画面に表示される、「お休みのところすみません」から始まる憎々しい業務連絡。わかっていながら何故送ってくるのか。文字どおり休みなんですわと嘆きたくなるのをぐっと堪え、社会人として大人に、冷静に対応する。
休日の業務連絡はお互い様。私とて、文句を言いながらも送らざるをえない状況にはお決まりの台詞を書く。せめて、業務連絡1件につき手当てがついてくれたらと、夢見てしまう今日このごろ。

目が覚めてもすぐには動けない。朝はめっぽう弱いくせに、毎朝5時半に目覚ましをセットする。この時間に布団から出られたことはない。ボーッとベッドで過ごして、今度は6時の目覚ましが鳴る。仕事の日、ここで誘惑に負ければもれなく慌ただしい未来が待っている。
洗顔、歯磨き、化粧にヘアセット、さらには着替えと、すべての整容を済ませる私の朝は時間との戦いだ。かつ朝ご飯だって食べたいし習慣のカフェオレだって飲まなきゃ1日が始まらない。
化粧をしなくてもボサボサの髪でも適当な洋服でも許される世界になってほしいと、切に願う。

当たり前になっている習慣といえば、毎日欠かさずにカフェオレを飲むこと。コーヒー豆から挽いて、なんて面倒なことはしない。インスタントのスティックカフェオレを何も考えずマグカップに入れて、あとはお湯を注いで混ぜるだけ。これでも充分美味しいんだから、本当、便利な世の中になったもんだと思う。
朝ご飯は日々変わっても、このカフェオレ習慣だけは長年変わらない。