『影絵』

2人が同じ色を宿した瞳を見つめあって、互いの温度が重なりあう寸前まで心を近づける。
まだひとつにはならないけれど、2人が作り出す影絵は一歩だけ先に踏み出していた。

身体測定で身長が縮んでて心が死んでました。
かれこれ小6くらいから身長伸びてないんですけど私の成長期どこですかね。

あなたと私の未来図がぴったり重なればいいな、と願った。

舞い落ちるひとひらの花びらに君と目を奪われた春の日。

『風景』

二人で見た風景だけが脳裏に焼きついて離れない理由なんて、ずっと前からわかってた。

君と僕を重ね合わせて、その温度の暖かさに驚いた。