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1/9/2025, 11:17:28 AM

『星のかけら』

星のかけらを辿って、あなたを見つける。
星の瞬きを見つめて、あなたに恋をする。
星の移ろいを待ちわびて、あなたの手を取った。

1/7/2025, 10:33:31 AM

『追い風』

追い風が吹いて少し歩みが早まる。
だけどそれだけに頼りすぎないで、自分が出来る最大限で足跡を残していきたい。

1/6/2025, 10:27:51 AM

『君と一緒に』

はじめて君と一緒に帰り道を辿って、少しちらつく雪に息を白く凍らせた。
夕焼けを追いかけて夜空に輝く月が淡く世界を照らす。
「月が綺麗ですね」
何気ない会話の中で、君がふとその言葉を告げた。
思考が一瞬停止して、すぐにその言葉を細胞に染み込ませようとする。
「なんてね」
顔をくしゃっとして笑う君に、まだまとまりきらない頭で、それでも返すべき言葉を探す。
「ずっと前から月は綺麗でしたよ」
そんなに学もないけど、ただ君に似合う言葉にしたくて、自分が知っているなかで一番素敵な返事を選んだ。
君の瞳がみるみるうちに開かれていく。
正解なんてわからないけど、君に届いていることを願ってその瞳を見つめる。
「付き合ってください」
君が柔らかく微笑んだ。
「お願いします」

1/5/2025, 10:34:40 AM

『冬晴れ』

日本海側ではめったに見られない冬晴れに心が弾んで、その高鳴りのまま青空のもとへと飛び出した。

1/4/2025, 10:49:14 AM

『幸せとは』

幸せとは、なんて明確な答えは出せないけど、きっと、大切な人と笑いあえて、それを喜べることだと思う。

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