12/20/2024, 10:07:58 AM
『ベルの音』
ベルの音が鼓膜を震わせて、クリスマスが近づいていることを知らせる。
目についたクリスマスツリーはイルミネーションに覆われ、眩いほどに輝いていた。
ふと、あなたの顔が脳裏に浮かぶ。
「誘おっかな…」
クリスマスに一緒に過ごしたい相手なんていなかったはずなのに、あなたがいいと思ってしまうなんて。
驚くほどあなたに惹かれていることにはまだ気づかないふりをして、あなたを誘う言葉を考えた。
12/19/2024, 10:59:11 AM
あなたがいなくなってから、寂しさなんて言葉じゃ言い表せないほどの寂寥感に苛まれていた。
心の一部どころか全身を持っていかれたような痛みが襲いかかって、なす術もないままその痛みを甘んじて受け入れる。
どうしようもないほどに、ただ、あなたの隣を希っていた。
12/18/2024, 10:04:59 AM
『冬は一緒に』
冬は一緒に雪を見て、こたつに入って、みかんを食べたいものですね。
12/17/2024, 10:01:51 AM
『とりとめもない話』
その瞳が他の人を映さないように。
柔らかい声が、他の人の名を呼ばないように。
とりとめもない話であなたの心を繋いで。
12/16/2024, 10:05:06 AM
『風邪』
移ってもいいよ。
むしろ移して。
そばにいさせて。
あなたが元気になればそれでいいの。