『ココロオドル』
あなたと見る景色は、全て私の目に鮮やかに映って、どうにも私の心を高鳴らせるばかりだ。
あなたの隣にいたら、私史上最高のココロオドル体験ができるだろうか。
その時にはきっと、私の心はあなたと共にあるんでしょう。
雲の切れ間から見える青空だとか、夜空一面に広がる星だとか、道端にちょっと誇らしげに咲いてる花だとかにココロオドルような人でありたいと思う。
『束の間の休息』
私が束の間の休息を求めているときには、あなたの隣にいさせてください。
やっとのことで手に入れた束の間の休息に、あなたからの手紙を見る。
可愛らしい便箋に並ぶやけに男らしい文字に頬が緩んだ。
びっくりするほどに大きくなったあなたの存在を噛み締めながら、あなたが好きそうなシンプルな便箋に文字を並べる。
願わくば、私からの手紙を開く時間があなたの癒しでありますように。
『力を込めて』
あなたへの感謝も信頼も愛情も全てをひっくるめて、ありったけの力を込めてあなたを抱きしめた。
力を込めて、お前の手を握る。
絶対にこの手は放さない。放してたまるものか。お前には、もっと、私のそばで息をして、私を支えてほしいんだ。私には、お前がいないと駄目なんだ。
お前が私の幸せを願うように、私もお前の幸せを願っていることを、知ってほしいんだ。
だから、どうか、お前のこれからを、私にくれないか。
どうか、この手を、握り返してはくれないか。
腹の底から力を込めて、お前の名を呼ぶ。
少し面倒くさそうに、でも吝かでもなさそうに振り返って、どうしたんですか、と返事をするお前が好きだから。
お前が生まれた春のように暖かいこの時間が、お前にとっても好きなものであったのならいいと、なんでもない!と笑いながら考えた。
全身全霊の力を込めて、お前に好きをぶつける。
どうかわかってくれ。
私はお前がいいんだ。
お前じゃないと駄目なんだ。
お前の過去も、後悔も、傷も、お前を作る全てを愛するから、お前の全てを私にくれないか。
好きな漫画の好きなカプでこんなシーンあったな、こんなこと思ってたらいいな、と書かせていただきました。こうやって見るとめちゃくちゃ多いな。
そろそろ誰が好きなのかバレそうですね…。
『過ぎた日を想う』
過ぎた日を想うあなたの瞳に私は映ってないだろうけど、これからの幸せな人生を考えるあなたの瞳に映るのは、私であってほしいと思います。
『星座』
夜空に浮かぶ星を見るたびに、あなたが教えてくれた星座の見つけ方を思い出してしまうの。
どれほど時が過ぎたって、あなたはまだ私の柔いところに足跡を残したまま、忘れさせてくれないのね。