「冬の足音」
ざく、ざく
霜柱を踏む音が鳴る
ぎゅっぎゅっ
雪を踏む感覚が伝わる
さく、さく
霜の上を歩く音がする
さら、さら
雪の降る音が聞こえる…気がする
冬は、静かだけれど、とっても楽しい
贈り物の中身は、小さな星の粒だった
キラキラ、さらさら、ふわふわ、コロコロ
色んな物が詰まってる
クルクル、ジャラジャラ、ペラペラ、カチカチ
私の宝物が詰まってる
机の奥にしまってある
大事な大事な秘密の箱
サー…
砂時計の音が聞こえる
不思議だ
砂時計を眺めていれば、3分が一瞬になってしまう
他の音にも耳を傾けてみる
車の走る音、お母さんが料理する音、エアコンの音
鳥の音、風の音、時計の音
世界は音でいっぱいだ
サー…
再び砂時計の音を聞く
…
音が止まった
もう3分がたったみたいだ
デジタル時計よりもめんどくさいのに、何故かいつも砂時計を使ってしまう
砂時計をひっくり返る
再び心地よい音が聞こえてきた
『砂時計の音』
星図、とは星の位置を平面的に記した物である
もしもこの世界から星図が消えたら、どうなるだろうか
星図が消えたからと言って、星が消えるわけでは無い
それなら、私達の生活には、なんら問題がないような気がする
しかし、今現在、星は消えていっているのだ
消えるといっても色々ある
自然現象としては、星が爆発したり、見え方が変わったりなどで星座が消えていく事がある
だが、それ以外にも見えなくなる原因がある
街の光だ
東京などは、ビルの光のせいで夜の星が見えない
田舎に行けば見えるようになるが、いまは民家も街灯もないところは減っていっているだろう
日本は現在も発展が進んでいる
いつか、星が見えなくなってしまうのでは
と、私は思う事がある
いつかと言っても何千年後かはわからない
でも、もしも星が消えてしまうのなら
そうなれば、星図もいつか消えてしまうだろう
消えていないのに、消えてしまう
まだ存在するのに、光のせいで見えなくなってしまう
いつかそんな未来が来たのなら
人々は、何を思って空を見上げるのだろうか
『消えた星図』