人は大きくなるにつれて変わる。
物は年月が過ぎてゆくごとに壊れていく。
どれも歳をとってなくなる。
だから変わらないものはない。
#『変わらないものはない。』
No.17
『クリスマスの過ごし方。』
①家族と過ごす場合。
パーティーの準備をする。
豪華な食事を楽しむ。
プレゼントを開ける。
②カップルと過ごす場合。
部屋の飾り付け。
ケンタッキーor手作り料理。
プレゼント交換。
③1人で過ごす場合。
小さいケーキと小さいチキン。
寝る。
以上
#『クリスマスの過ごし方』
No.16
イブの夜。
私はこの日が嫌い。
旦那と結婚した日だけど親友が死んだ日でもある。
喜びの方が大きいなんてことは無い。
哀しみの方が心に深く刻まれる。
治ることの無い傷が。
でも今年は、親友が会いに来てくれたみたい。
でも何故か、『こっちに来るな』って言ってる。
どうして?もっと貴女と居たかった。
それだけなのに……
そう泣きじゃくっていると自然と眠りについた。
目を覚ますと病院の天井が見えた。
『あぁ、、そういうことだったのね。』
私は、親友にとって生きて欲しい存在だった。
交通事故で亡くなりそうな私を引き止めてくれた。
大切な、哀しい、イブの夜に親友は助けてくれた。
『ありがとう。私生きるね。貴女の分も。』
そう私は心から思った。
#『イブの夜』
No.15
クリスマスには子供はプレゼントをもらう。
だけど僕、貰ったことない。
どうしてなんだろ。
悪い子だから?いい子じゃないから?
一度は貰ってみたい。
そして、毎年両親と暖かい一日を過ごしてみたい。
今は寒い。ベランダにいる。
父さんと母さんは笑って家の中にいる。
入れて欲しいなぁ〜。
次の日、父さんと母さんが
泣きながらプレゼントをくれた。
どうやら僕は死んじゃったらしい。
あのままベランダで。
#『プレゼント』
No.14
冬至。
小さなイベントでも、
毎回家族みんなでおばあちゃんの家に行く。
おばあちゃんは料理が得意で、知識も豊富。
毎回の小さなイベントに、
おばあちゃん特製料理を食べる。
やっぱり美味しい。
その後におばあちゃんが
用意してくれたお風呂に入る。
そのお風呂はゆず風呂で、
すんごく心地よくていい匂い。
ゆずの匂いがして気持ちもスッキリするし、
身体にも良い。
おばあちゃんが用意してくれるゆず風呂がすき。
1番って言っていいほど。
きっと私は暖かい包まれたような、
ゆずの香りが好きなんだろう。
#『ゆずの香り』
No.13