今回は2本立てです。
「手を繋いで」 「仲間」
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「手を繋いで」
遥か遠いそらの上、足元の夜空を見ながら小さな星たちは今日も"いつもの時間"を待っていた。
「そろそろじゃないかな?」
「じゃあやろっか」
「きれいに繋がないとね」
小さな星たちは次々と手を繋ぎ合っていった。
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「見て!あれ綺麗だね!」
「ほんとだ。星と星を繋ぐ線が見えるくらいに綺麗だ。」
彼らが見上げた夜空には、小さな星々が繋ぎ合わさって 綺麗な星座が浮かび上がっていた。
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「仲間」
「どうしてこうなった…」
「お前がごちゃごちゃ指示するからだろ!」
「いや、でもこれでクリアできたはずなんだよ!」
「ほんとかぁ?」
「ほんとだって!」
「はぁ…もっかいやるぞ」
「次こそはこのゲームクリアしてやるぞ!!」
「ほんとたのむぞ…」
ゲーム仲間。友達とも言えるが、やっぱり僕たちにはこの言葉が1番似合いそうだ。
「ありがとう、ごめんね」
縦読みでなんかやりたかったな…
もう7時だから無理だ…
↓一言
「ありがとう」と「ありがとう!」とか
「ごめんね」と「ごめんね…」、「ごめんね〜」
とかでめっちゃ印象変わるよね。
記号の力恐るべし…
「部屋の片隅で」
部屋の片隅で今日も座り込んだまま。
あの子に忘れられたまま、ぬいぐるみの体に埃が被る。
あの子が小さいころ、大事にしてくれてた。
そんな記憶が、未だ残ったまま蘇ったりふっと消えたり。
かわいくデコレーションされたくまのぬいぐるみ。
そんなわたしを君は欲しいと言ってくれた。
今はもう汚れてしまったり、デコレーションのパーツが取れたり。
もう君といっしょに遊ぶことは無いのかな。
汚れてしまった体でも、古くなった体でも、もう一度大きくなったあの子と遊べたなら 昔を思い出しながらいっしょに笑って遊ぼうね。
「逆さまの定義とは?」
「…なんだろうね。 でも、僕たちが生きてるこの『逆さまの世界』に昔のまだ逆さまになる前の世界に生きてる人たちが来たら、《逆さまの定義》を導き出そうとするんだろうね。」
お題「逆さま」
「距離」
思いつかなかったので休みます。
↓一言
かけまわる点Pしか思いつかなかった誰か助けて