めっちゃ遅れてすみません!!書けていなかった昨日の作品です。
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「はぁ…はぁ…」
寒い。雪山を一歩、また一歩と歩いている私にこれまで感じたことのない寒さが襲う。
君は突然私の前からいなくなった。
あれだけ2人で楽しく笑い合ったのに、あれだけ2人で遊んだのに…
たくさんの思い出だけを残して…
君はスキーが好きだと言っていたよね。君はこの雪山でいつもスキーをしていると言っていた。
だから君はここにいると思ったの。
水も食料も尽きた。もう体力の限界かもしれない。
君は今どこにいるの?もう幽霊になったのなら、その姿で私に会いに来て。私に行き先を教えて。
私は立ち止まって、独り言のように呟いた。
ねぇ…私は…
「どうすればいいの?」
『どうすればいいの?』 おわり
「宝物」
裏切られた。
あの子とは仲がいいと思っていたのに。私はあの子を信じていたのに。
君がくれた言葉は全部嘘だったの?
また1人になった。
あの子が私と話してくれる唯一の "ともだち" だったから。
孤独になった私に、新しく話しかけてくれる子ができた。
「君はずっといっしょにいてくれる?」
きっと寂しげな表情で私は言った。
その子は優しい笑顔でうなずいてくれた。
その子はずっと私の隣にいてくれた。誰よりも私に愛をくれた。
あの子がくれた、愛という名の絶対に忘れない私の『宝物』。
「たくさんの想い出」
私は今日夢を見た。気づいたら天国にいて、天使たちが優しい笑顔で迎えてくれた。天使たちは私にプレゼント箱をくれた。プレゼント箱を開けると、いままでの想い出がたくさん詰まっていた。
起きると、もう時計はお昼に近づいていた。休日だったので、別に予定もなかった。私は1人でゆっくりするのが好きなので、午後は家から出ずにゴロゴロしようかな。それともカフェでも行こうかな。なんにせよ、これからもたくさんいい想い出をつくっていきたい。天国に行ったときに、たくさんの想い出に包まれるように。私はあの天使たちの顔を思い出してふと笑いかけるのであった。
「冬になったら」
まだ私が小さかったとき、お母さんがとても寒い冬にマフラーを編んでくれた。私の好きな色のきれいな水色で、とっても暖かく、まるでお母さんのぬくもりを肌で感じているようだった。
あのときから何年かたち、私は十八歳を迎えた。私はまだあのとき編んでくれた母のマフラーを毎年大事に使っている。
また今年も冬がやって来る。私はバックに母のマフラーを入れて玄関のドアを開けた。