6/2/2025, 9:47:59 AM
雨は嫌いじゃない
周りは静かになるし
空気は洗われるし
傘の下で涙が流れても隠せるから
傘の分の自分の空間
人混みでもぶつからなくなる傘の魔法
雨音で消されるノイズの中
私の音も消えていく
このまま消えられればいいのに…
だけどそれはまだ許されないらしい
いつの間にか雨の声は小さくなり
周りが少し明るくなる
…神様は意地悪だな
こんな私にも祝福の橋を見せてくれるなんて…
「雨上がり」
5/28/2025, 9:53:34 AM
貴方の事が本当に大好きだったわ
でも貴方はそんな私の事なんて
わかろうともしなかった
ー星が綺麗ねー
ほら 私の言葉に耳も傾けてくれない
少しでも私に関心を持ってくれれば
こんな事しなくてよかったのに…
ー明日も月が綺麗でしょうねー
私を見てくれないその目は要らないよね?
「これで最期」
5/21/2025, 9:59:13 AM
雨上がりの空に
大きく掛かる虹の橋
地上を忙しなく歩く何人の人が
気づいているだろうか
雲の合間から覗く青空に
7色の橋が輝いて見える
足を止め空を見上げ
なんと自分は小さい事かと
思い知らされる
その美しさを心に残し
天使の橋はゆっくりと
その姿を滲ませて消えた
「空に溶ける」
5/14/2025, 9:57:18 AM
深く深く深く
全ての記録の奥にある記憶
全てから解放された一瞬の刻
それは蘇りまた新たな記録となる
生命となるものは
どんな存在でも記録は在る
それが業であり徳であり
色々な形と意味を持っている
だからこそ
恥じぬ生を歩まねばならない
その記録が美しく彩られた色となる為に
「記憶の海」
5/13/2025, 9:33:47 AM
なんでだろう
君しか見えないんだ
沢山の人の中に居ても
君が何故か輝いて見えるんだ
その微笑みが自分だけに向けられたらいいのに
君の視線の先には自分だけがいればいいのに
いつもいつもそんな事を考える
君の全てが眩しくて
自分が霞んで見えなくなってる気がする
不意に君に声をかけられた瞬間
一瞬で全てが色付いて
世界の全てが突然意味あるものに変わるんだ
「ただ君だけ」