店先で見たムーンストーン

虹色の煌めきに2人して言葉を失った

いつか欲しいと話したよね

だけど貴方は空へと行ってしまった

あの石を手に入れる為に

必死に仕事した

約束の虹をやっと手にできる

これからは貴方と見た虹と共に

貴方の元へ行く日まで頑張るからね






｢君と見た虹｣

夢の中でなら

あの星の瞬きの中を

自由に飛べるかな

風に乗って星座たちと共に

自由気ままに駆け抜けて

全てを忘れて笑いたい







｢夜空を駆ける｣

名も知らぬ花でいいの

貴方の姿を見られるだけで

貴方の声を聞けるだけで

それだけで一日幸せだから

貴方の横を通り過ぎる幸せを

どうか今日も叶えてください






｢ひそかな想い｣

呼び声に振り向き安堵する

顔も名前も記憶にない

それでも夢幻の中で

あんなにも愛しく想うのに

現し世では居ない幻の君





｢あなたは誰｣

微睡みに視る真秀呂場か

呼ぶ声に意識を向けるも

全てが霞にくすんでる

懐かしく恋しいその声は

現世では記憶にない愛しの君







｢君の声がする｣