凛世

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10/25/2024, 12:47:20 AM

何処に行くの?

聞いても上手く誤魔化すんでしょ?

貴方の傍にいられるだけで

それでいいから

だから私を上手く騙して

嘘をつくのが下手な貴方だけど

それらしく振舞って

上手く騙されてあげるから

だから

何も言わずに何処かに行ってしまわないで







「行かないで」

10/24/2024, 4:58:06 AM

風に吹かれて雲は流れ

鳥たちは囀りながら風に乗る

何処までも広いあの空を

貴方も見上げているだろうか

未来と希望を夢見て眺めたあの虹は

もう見ることは無いけけど

いつか貴方との刻が重なれば

また新たな虹を見られるだろうか

遠い地にいる貴方の元へ

どうかこの想いを風よ運んで






「何処までも続く青い空」

10/23/2024, 3:29:22 AM

日一日と涼しくなり

空の様子も変わってきた

木々も濃い緑から徐々に色づき

茶色や黄色 朱へと化粧をなおし

色鮮やかに魅せてくれる

すぐにでも訪れるであろう冬の前に

落ち葉を踏み締めて

ゆっくりと散歩するのも悪くない





「衣替え」

10/22/2024, 3:53:42 AM

いつもいつも叫んでる

声に出さず心の中で

どれだけ訴えても

どれだけ拒否しても

変わることはないから

心の中で叫んでる

涙も声も心では

とうの昔に枯れ果てた

それでもいつ壊れるか分からない

傷だらけの仮面の下で

今日も虚しく叫び続ける




「声が枯れるまで」



10/21/2024, 8:58:09 AM

人付き合いは苦手だ

だからどうしても最初は

一線を引いてしまう

当たり障りのない話題に

いつの間にか身についた仮面の笑顔

印象のない自分

それが楽なんだと思ってる

数回のお付き合いならそれで十分

だからいつも言われることは

良くも悪くも

「こんなに個性的な人だとは思わなかった」





「始まりはいつも」

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