10/21/2024, 8:58:09 AM
人付き合いは苦手だ
だからどうしても最初は
一線を引いてしまう
当たり障りのない話題に
いつの間にか身についた仮面の笑顔
印象のない自分
それが楽なんだと思ってる
数回のお付き合いならそれで十分
だからいつも言われることは
良くも悪くも
「こんなに個性的な人だとは思わなかった」
「始まりはいつも」
10/18/2024, 2:33:03 PM
木の葉が色付き始め
金木犀の甘い香りが
何処からともなく
風に運ばれてくる
涼しくなった風に乗って
滑るように蜻蛉が横切ると
寝そべっている猫が
ちょっかい出そうかと横目で見てる
暖かな日差しに当たってる猫は
お昼寝の方が大事なようだ
平和な一日
あと少しすれば
また寒さ厳しい冬が来る
「秋晴れ」
10/18/2024, 9:34:51 AM
昼と夜 別の顔を持つ宝石
アレキサンドライト
太陽光と蛍光灯の光では
違う色を発する
たまたま寄った雑貨店で
店主が買い付けてきた石を見せてくれた
その綺麗な宝石に目を奪われ
いつかは手に入れたいと願っている
貴重な宝石だから
まだまだ先のことになるだろうけれど
「忘れたくても忘れられない」
10/17/2024, 7:49:36 AM
たまにはキャンドルを灯そう
僅かな風で揺れる度に
炎と影が踊り出す
オレンジ色の淡い光は
不思議と気分を落ち着かせる
蝋の溶ける匂いと
炎の作る陽炎が
闇の中に安心を齎す
平和だからこそ感じられる
小さな炎の安らぎ
「柔らかな光」
10/16/2024, 7:28:08 AM
見極めろ
何が必要で何が不要か
見極めろ
今ある中で最高の道を
見極めろ
自分という人間の価値を
暖かな陽光の元
和を尊重し笑みを忘れず
人の優しさに囲まれて
日々の生に感謝を忘れるなかれ
温もりにただ浸かるのではなく
その幸福を失わないよう
笑みの下で目を光らせろ
災いは忘れた頃に忍び寄るものだから
「鋭い眼差し」