凛世

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9/2/2024, 11:50:00 AM

如何なる至福の時も

如何なる苦渋の時も

己を忘れてはならない

感情が揺さぶられる時こそ

己を見失い

些細なことで後悔する結果となり得る

常に心を強く

そして自身の信念を貫け

その身に灯る灯火は

希望そして尊厳であることを忘れるな








「心の灯火」

9/2/2024, 6:21:23 AM

彼とケンカしてしまった夜

スマホを見ることが出来ない

電話が鳴っても

LINEの通知の知らせが鳴っても

スマホそのものをを見ることが怖い

なんであんなこと言っちゃったんだろう

どうしてこんな事になっちゃったんだろう

後悔だけが涙と共に溢れてきて

他のことが手につかない

まだ怒ってるだろうな

またケンカになっちゃうかも

そればかりがグルグルと頭の中を回っている

何回目のLINE通知だろう・・・

彼からじゃないとしても

ガッカリしてしまうだろう自分が想像できて

更にスマホを見られない

・・・電源落としてしまおうか・・・

こんなことしてたら余計に拗れるってわかってるのに

どうしてもスマホを見ることができない自分が

本当に情けなくて嫌い・・・






「開けないLINE」

8/31/2024, 2:53:33 PM

いつも心が欠けているように思うんだ

それは何故かわからない

楽しい時も苦しい時も

どこかぽっかり穴が空いているようなんだ

それはずーっと前からで

気付いた時はもう欠けていたんだ

満たされきれないこの感覚が

当たり前のようになっていて

みんな同じなんだと思ってた

どこか冷めた感覚の自分は

普通ではないのだろうか







「不完全な僕」

8/30/2024, 11:52:18 AM

自然な甘い香りが漂う

あの人と同じ香り

顔を上げると

向かい側の椅子にあの人が座っていた

本に夢中になってて全く気づかなかった

両肘をテーブルに置き

組んだ両手の上に顔を置いて

真っ直ぐな視線を私に向けていた

にっこりと笑顔を見せ

やっと気づいた とつぶやくと

いつの間に頼んでいたのか

コーヒーが運ばれてきた

ふわっと漂う貴方の香りが

貴方のことを気づかせてくれた






「香水」

8/29/2024, 11:32:56 AM

嗚呼 何故泣いている?

そんな顔しないで

周りが何を言っているのかわからない

ただ身体中が痛くて熱くて

聞こえないけど何かを言ってる君が

涙を流して必死なのがぼんやり見える

痛みに耐えて何とか笑って君の名前を呼ぶ

遠のく意識の中

お願いだから笑ってと願い全てが闇へとおちた



・・・そんな夢を見た








「言葉はいらない。ただ・・・」

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