凛世

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7/9/2024, 11:57:38 AM

何事もなく暮らせている生活

これは当たり前のようで当たり前では無い

たまたまこの時代に生を受け

たまたまこの国に産まれた

それは天文学的な偶然という奇跡

生きにくくても

当たり前のように生活が出来る

この素晴らしい当たり前が

永遠に続くことを

切に切に願う





「私の当たり前」

7/8/2024, 1:17:27 PM

月がそら高くから見下ろしていても

街のネオンは消えることなく怪しく光る

昼とは違う顔を見せる夜の街は

欲望と愛憎渦巻く魔境となる

騙し騙され繰り返される危険なゲーム

堕ちることなくお楽しみあれ






「街の明かり」

7/8/2024, 4:21:49 AM

笹を刈り引き摺って持ち帰った幼き日

特別なご馳走は無いけれど

白玉団子が食べられるのが嬉しかった

何故か七夕の日は雨が多く

てるてる坊主も作ったっけ

母と一緒に団子を茹でたのは今も覚えてる

なかなか行事をこなしていくのは難しくなったけど

また白玉団子を茹でてデザートでも作ってみよう





「七夕」

7/6/2024, 10:49:16 AM

友だちはいる

いるにはいるがそれだけだ

なにかを一緒にやった訳でもないし

特別な思い入れはない

友人と呼べる人たちは

地理的にも距離が離れてしまい

新年の挨拶状で

「会いたいね」

と言うだけだ

親が転勤族だとそんなものだ

独立した今の友だちとは

これから1つずつ思い出と思えることを

積み重ねて行きたいと思う









「友だちの思い出」

7/5/2024, 11:12:30 AM

1度でいい

満天の星を見てみたい

夜空を埋めつくす星々の瞬きを

この眼で見て記憶したい

星たちの囁きに耳を傾け

風の子守唄で眠れたら

きっと今までに視た事もない

楽しい夢の中へと行けるだろうな






「星空」

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