凛世

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6/30/2024, 12:50:29 AM

朝顔 向日葵 蝉の声
揺らめく陽炎 煌めく海

ワクワクの夏がやってくる

過剰なまでの日焼け止め
つける度に怖くなるエアコン
食べなきゃやってられないアイスたち
出かけたくなる花火や御祭り

いろいろと恐怖の夏もやってくる

地平線上の綿菓子を見つけると
なんとも不思議な気持ちとなる
夏の訪れの合図



「入道雲」

6/28/2024, 11:45:10 AM

西瓜 花火 キャンプ かき氷 お祭り

夏は楽しいイベントがいっぱい

美味しいものも沢山ある

子どもの頃は夏が待ち遠しかった

少し帰りが遅くなっても大丈夫だったし

何より夏休みが楽しかった

暑さも関係なく走り回っていたっけ

だけど・・・

歳を重ねるにつれ

夏の暑さが恨めしくなる

夏をとばして秋よこーい





「夏」

6/27/2024, 11:02:05 AM

家族がいて友人がいて

毎日ご飯が食べられて

辛いとかキツいとかもないけれど

何故だろうか

自分の居場所では無い気がする

だからといって

行きたい所がある訳でもない

特別やりたいことがある訳でもない

漠然と「違う」と感じていて

心の奥底でもがいている自分がいる

歩むべき運命の道を間違えたのか

いつか心が望む未来へと辿り着けるだろうか






「ここではないどこか」

6/26/2024, 12:10:57 PM

アンティークショップのショーウインドー

君は小さなロッキングチェアに座っていたね

ダークブラウンのモフモフのテディベア

黒のタキシードに赤い蝶ネクタイ

まさに一目惚れだったんだ

君を迎えるために頑張って働いたんだ

ショップの前を通る度に

必ず迎えに来るからねって話しかけながら

でもあれは梅雨に入ってすぐの雨の日だった

君が座ってたはずのロッキングチェアに

違う子が座ってたんだ

慌てて店に入って聞いたよ

もう君は新しい主の所に行ったってね

この手で君を連れて帰りたかった

あれから暫く経つけど

君ほどに惹かれるテディベアには逢えてないよ







「君と最後に会った日」

6/25/2024, 1:11:46 PM

人は誰でも心に花を抱いてる

その人の行動 心理 感情で

どんな花になるか変わっていく

それこそ世界に一つだけの花

視る事は出来ずとも

感じることは出来るはず

願わくば

少しでも美しい花であって欲しい

人々はその花を 魂 と呼ぶ






「繊細な花」

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