凛世

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6/26/2024, 12:10:57 PM

アンティークショップのショーウインドー

君は小さなロッキングチェアに座っていたね

ダークブラウンのモフモフのテディベア

黒のタキシードに赤い蝶ネクタイ

まさに一目惚れだったんだ

君を迎えるために頑張って働いたんだ

ショップの前を通る度に

必ず迎えに来るからねって話しかけながら

でもあれは梅雨に入ってすぐの雨の日だった

君が座ってたはずのロッキングチェアに

違う子が座ってたんだ

慌てて店に入って聞いたよ

もう君は新しい主の所に行ったってね

この手で君を連れて帰りたかった

あれから暫く経つけど

君ほどに惹かれるテディベアには逢えてないよ







「君と最後に会った日」

6/25/2024, 1:11:46 PM

人は誰でも心に花を抱いてる

その人の行動 心理 感情で

どんな花になるか変わっていく

それこそ世界に一つだけの花

視る事は出来ずとも

感じることは出来るはず

願わくば

少しでも美しい花であって欲しい

人々はその花を 魂 と呼ぶ






「繊細な花」

6/24/2024, 12:03:36 PM

いつ何があるかわからない昨今

多くは望めないのだろう

物に溢れてはいるが

物価は上がるし給料は下がる

どう生きていけばいいのか

先の視えない現状

言ってしまえば

お金持ちになって贅沢したい

だけどそれは無理なのはわかっている

それならば

大切な人たちと共に

今と変わらぬ生活を送っていたい






「1年後」

6/23/2024, 10:47:28 AM

過去を振り返っても戻ることは出来ない

正直いい思い出は数える程しかない

過去の悔しさをバネにと言うが

封印した記憶なんて役にたたない

そんな経験があるからこそ

目立たず無難に何事も無く

一日が終われば それでいい

まだ幼かった自分は

それでも平穏な日々を望んで

もがいていたと言う記憶しかない

ただそんな時から変わらないのは

月は何時でも美しいという事だ





「子供の頃は」

6/22/2024, 11:10:07 AM

なんの変哲もない毎日

ご飯食べて仕事して
休日には趣味に時間を使ったり
友人や家族と出掛けたり

たまにはハプニングもあるかもしれない

それでも時間は平等に流れ
日々 同じように過ぎていく

だけどそれは自分の意思?

もしかしたら
私たちは地球という籠の中で
誰かに観察されて
動かされているのかもしれない





「日常」

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