貴方が望むなら

私はそれを叶えよう

他愛も無い会話

普通に食べる食事

深淵にある安息の眠り

なんでもない日常を

何事もないかのように

穏やかに過ごそう

そして

何度でも何度でも

望む世界を創り直そう




「世界の終わりに君と」

･･･天気予報の嘘つき

逆さてるてる坊主も吊るしたし
あんなに雨にしてってお願いしたのに･･･

天気予報でも雨の確率80%って言ってたじゃん

それなのに

なんで雲ひとつないお天気なのよー！

しかも暑いし

まさにプール日和じゃん

やりたくないのにーーーー！

金槌の私には地獄の時間なんだよ

神様のいぢわる！！




「最悪」

私の庭はとても綺麗なのよ

鈴蘭に水仙 紫陽花 エンジェルトランペット
リコリス アネモネ あやめ グロリオサ デルフィニウム

いろんな季節に色とりどりの花が咲き誇るのよ

･･･あれ

気づいちゃった？

そう このお花たちは御守りでもあるの

何時でも旅立てるように･･･ね？




「誰にも言えない秘密」

ここは何処だろう？

暗い空間に意識があった

周りには何も無い

あるのは正面にあるモニターのようなもの

いつもと変わらない情景が写っている

友人と話し笑っている

いつもの道を歩いている

「私」は「日常」を過ごしていた

ならここに居る私は･･･

はっきりしない意識のまま

「日常」を眺めている

ふと鏡に映る私と目が合う

「私」はフッと笑い鏡の前から身を移した

ああ そうか

私は放棄したんだった

暗い空間で身を縮め

手放してしまった事を後悔する




「狭い部屋」

特別になりたいな

そう言ってくれたのに

貴方はいつの間にか居なくなっていた

何気ない会話だけでも嬉しかったのに

何処を探しても貴方は居ない

メールさえも届いてるのかわからない

私だって特別になりたかった

それなのに･･･

この想いは何処に届ければいいの？




「失恋」