雨音に包まれて

雨音に包まれてしんどさが現れる

しんどさしかない
頭が回らない
雨音がノイズに聞こえる

雨音に包まれて黒が現れる

美しい

美しさを追求するということは
無限を求めるということだ

美しさは多面性を有する
見る者の視線の数だけ美しさは存在する

まあその、何が言いたいのかってことなんだけど
僕1人だけが君の美しさを理解しているっていうのは
イヤだったりする…よね？

どうしてこの世界は

どうしてこの世界は
人間にとって都合が良いのだろうか
あまりにも上手く出来すぎている

生命の頂点に立ったと言っても過言ではない人間

世界は人間に何を望んでいるのだろうか
それとも
人間が世界を創ったのだろうか

君と歩いた道

君と歩いた道を歩くと
どうしても思い出す君の横顔

景色の輪郭は君を始めとしていた
だから
君と見たはずの景色が崩れていく

僕と景色の境界がゆるゆると溶けていく

夢見る少女のように

夢見る少女のように
後先考えず駆け出す軽快さが欲しい
キラキラと光る夢が欲しい

大人にはそういう権利はない
否
私たちは大人なのだろうか