ざつねん

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1/26/2023, 4:58:49 PM


いつだって下ばかり向いている
前を向けず、横も向けず
ただ ただ 下ばかり向いている

何か辛いことがあったわけじゃない
悲しいことがあったわけじゃない

でも下しか向けなかった

でも たったひとつ
上を向けるときがあった

だれもいない なにも音がしない 雲ひとつない 真夜中
そのときだけ 上を向けるんだ

上を向くと 綺麗な 星
それしかない 自分と 闇と 星 だけ

寒いけれど それすら 忘れてしまいそうになる

星が 闇が 自分を隠してくれる
下しか向けない ちっぽけな自分を 包んでくれる

闇が 自分が どっちを 向いてるかなんて
分からなくさせてくれる
星が ひとりの 自分を ただ見守ってくれている

これは 真夜中の 自分だけの とくべつ
ひとりになりたいけど なりたくない
あべこべな 自分だけの とくべつ

1/25/2023, 1:33:50 PM


あの時の心から安心した感覚を今でも覚えてる。
小さくて 小さくて
腕の中にすっぽりと 包まれてしまうくらい
ちっさなあの時。
見えなかったけど 感覚は今でも覚えてる。
顔は見えなかったけど 今でも夢に見る。

ときどき、どうしようもなく、不安になる。
漠然と、理由もなく、不安になってしまう。
誰も、自分も、悪くないのに、不安が心を支配する。

そんなとき、 思い出すんです。
あのときの感覚を。
包まれて、ほんとうに、守られているって思える
あの感覚を。

友人でも 恋人でも あれほど 安心できない。
とくべつな心地。

アルバムをめくって笑う あの人を見て
あのとき感じた心地は
この時だったのかなって そう思えた。

1/24/2023, 2:02:01 PM



なりたいものがあった。
今の自分と正反対にある、なりたい自分。

やりたいことがあった。
今の自分がやっていることとは、ちがうこと。

手放したくないものがあった。
手放さないことを諦めてしまった、からっぽの手。

ふり返ると、今の自分には眩しくて。
光が強くて見えない、分からない。
あのとき、見えていたはずなのに。
いまは、黒く歪んでいる。滲んでいる。

あの時、自分の心を確かに灯していたあの光は
いまは遠く離れてしまった。
今の自分には、ただの逆光なんだ。

嗚呼、でも。
新しい光がここにある。
真反対の道を歩いて、手放して、手に入れたひかり。
これもいつかは、逆光になってしまうだろうか。

そしたらきっと。
あたらしい、ひかりが 。

1/23/2023, 12:50:29 PM


こんな夢を見た。
物を大切にして 丁寧に 長く 長く 使う夢。

目を覚ますと 散らかった服
片付けるのが面倒になった通販の ダンボール

こんな夢を見た。
自然の恵みを 自分の手で手に入れて
ジャムを作る夢。

目を覚ますと 昨日の 残りもの
片付けるのが面倒で 洗ってない食器

こんな夢を見た。
自分らしく生きるために 賢くお金を 貯める夢。

目を覚ますと 本当に欲しいものか 分からないまま
買ってしまった物たちが そこにあった

どうやら 夢ばかり見ていても 夢の通りには
ならないらしい
とりあえず 洗い物でもしようかなぁ

1/23/2023, 12:40:48 AM


タイムマシーンに乗ってどこまで行こうか。
選択を間違えてしまったあの時か。
見なかったことにしたあの時か。
助けてほしいと願ったあの時か。
それとも自分が産まれたことを無かったことにするために過去に行こうか。

嗚呼、あの時の2人はこんな顔をしてたんだ。
嗚呼、あの時の2人はあんなに嬉しそうにしていたんだ。
泣いてた。笑ってた。

嗚呼 私は これほど 望まれていたのか。

タイムマシーンに乗って見てきた。
選択を間違えてしまったけど。
見なかったことにしてしまったけど。
助けはなかったけど。

これが 私 なんだなぁ。

もうタイムマシーンは必要なさそうだ。

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