「私だけ」
たくさんの人がいる中で、
何もなしとげていないのは私だけなのかも、
と思うことがよくある。
なにをしているのか。
このまま終わるのかな……私の人生。
でもどうやら、遅咲きの人生にする、
という考え方が残されているらしい。
もともとスロースターターで、
私らしいと言えば私らしいかもしれない。
ここから、どうやって踏み出す?
「空を見上げて心に浮かんだこと」
努力ができなかった。
それは私の人生で悔やんできたことだ。
あなたは楽をしようとしている、と
指摘されたこともあるくらいだ。
だからといって、努力をすれば私が思い描いている
理想になれるのかと言えば、そうではない。
もともと備わっている才能や器量にも恵まれていないというのもある。
誰かと比べたって、結局はその「才能」に勝てず、
挫折してしまうのかもしれない。
今、崖っぷちに立たされても、なお、
逆に無気力になってしまっている自分がいる。
このままでは…どうにかなりそうだけど。
それでも生きていくことは諦めない。それだけは。
「終わりにしよう」
住む世界が違いすぎる、とはこのことだ。
あなたとわたしみたいな、
経験値も価値観も違うふたりは、
寄り添えるどころか、
近づくことすらもできないだろう。
なんとかならないかって、
模索して、
自分を変えようとも思ってみたけれど。
元々備わっているものも、
もう違う気がして、あきらめた。
自分が虚しくなるだけで、プラスにもならない。
もう終わりにしよう、こんな一方通行。
「手を取り合って」
いつまでも、手を取り合って、
幸せに暮らしていきましょう
なんて言うのが理想だった。
いま、私たちが手を取り合うことはできない。
あなたの望みを叶えてくれるような、
他の誰かと幸せになって欲しい。
本音を言えば、そばにいたいと、
もどかしい思いをずっと抱えている。
私は、あなたに出会うには、歳を重ねすぎていた。
こんなはずじゃなかった。
こんなにあなたを好きになって。
そばにいたかった。
でも、好きになればなるほど、あなたは遠いから。
手を取り合って、支えあっていきたいって言われたかったよ。
「優越感、劣等感」
人生の中で抱いてきた想いとして、
劣等感は常にそばにいる。
たまに優越感を感じることがあっても、
それはただの傲りでしかなくて、
そのうちに追い越されていき、
次第に劣等感を持つようになる。
地道に自分らしく、他人と比べない。
それこそが、フラットに生きていける秘訣。
でもね、誰かと生きているなら、
周囲を見ることも必要だから、
あまり、自分を落とすような劣等感は抱かないこと、バランスをとること。
なかなか難しい。