「日常」
わたしの日常の中に、
気づいたらあなたがいて、
毎日笑ったり泣いたり切なくなったり、
さまざまな感情があることを教えてくれるのです。
いつもありがとう。
「あなたがいたから」
あなたに出会ってから、そんなに
日が経っていないのに、
もう何度も振り回されている。
あなたの過去のこと、今のこと。
あなたにも生きてきた道があるのだと、
知ることが出来ているけど、
きっと知らなくていいこともある。
私、いつか自分の身が滅ぶのではないかと
思うくらい、あなたに焦がれているらしい。
振り回される度に気付く、その存在の大きさ。
私の心がこんなにも動くのがわかった。
こんな気持ちを初めて知った。
あなたがいたから、
また少し強くなれた気がする。
「相合傘」
天気予報では、今日は雨の心配はないと言っていたのに、急に雨が降り出した。
傘を持っていない私は、駅前で雨がやむのを待つしか無かった。
ふと顔を上げた私の目に映ったのは、
あなたと、あなたの傘の下の彼女だった。
「彼女」は、いつもあなたの隣にいるようになった。
周囲の「公認の仲」になっているらしい。
あなたが、ほかの誰にも見せない笑顔で、
あんな風に笑うことを知らなかった。
私も、あなたのことで頭がいっぱいになることがあるくらい、惹かれているのに。
何も出来ない自分が哀しい。
自然と涙がこぼれた。
哀れな私は、まだやまない雨を見上げるしか無かった。
「未来」
わたしたちには自然に備わっているものとして
時間薬、というものがあって、
どんな悩みも、
時間が解決してくれるとはいうけれど。
私のこの心の穴があいたような気持ちは、
未来の私からどう見えてる?
どうか、未来が残酷ではないように。
今はもう少し泣いていてもいいかな。
1年前
夕食の買い物をしなければいけないのに、
気が進まず時間だけが経っていた。
それよりも今は
声を上げて泣きたかった。
一日中、そんな気持ちを殺していた。
1年前、
あなたに出逢わなければ、
私は幸せになれた?
だけど、声を上げて泣けるほど、
私には堪えることができる力が、
いつの間にか備わっていた。
泣ける時に、泣きたい時に泣いて…
吹っ切ってしまいたい思いもあるのに、
いつの間にか強くなっている。