大丈夫だよ。
「大好き!ずっと一緒だよ。」
その言葉を信じていたのは、私だけだった?
あの子は、私を置いて違う子と仲良くして、私がやっていることと違うことをやっていく。
「必ず一緒にやろうね。一緒に居ようね。」って言ってくれたことは、嘘だったの?
でも、大丈夫。全部、私に悪いところがあったんだから、私が直せばいいだけだもんね。
ごめんね。
「ねぇ、俺たち運命だよね。きっと。大好きだよ」
「ごめん、別れよ。」
私たち、運命の人同士じゃなかったの?
やっぱり、あの言葉を信じていたのは、私だけだったの?
そっか。私「だけ」がその言葉を上手く切り取っていただけだったのか。
ごめんね。無理させて。ごめん。
あれっ?
ねぇ。
悪いのって私だけなの?
なんで私だけがこんな思いをしなきゃいけないの?
なんで、一人一人に一つ一つ気を使わなきゃ行けないの?
なんでなの?
なんでみんな、私だけを置いていくの?
もう、分からないよ。
ねぇ、「行かないでよぉ」。
もうこの世界にいることがつかれてしまった。
全てが嫌になった。
でも、助けを求めたって誰一人助けてくれない。
一日一日生き生きと広がっているあの空すら嫌になる。
握り潰してぐしゃぐしゃにしたいくらい。
でも、そんなこと思ってるくせに毎日毎日必ず空を見上げて「綺麗だな」なんてこと思い続けている。
そんな自分が不思議で仕方ない。
だけど最近気がついたことがある気がする。
あの空は、僕に向かってとあることを伝えてるのではないかと。
どこまでも続く青い空は、僕に向かって「広く羽ばたけ」なんて言ってくれているような気がする。
僕は、気が付かない間に勇気を貰っていたから空がずっとずっと好きなのだろうか。
違ったとしても、青い空には意味があり、青い空は一人一人に向かって優しく見守ってくれていると僕はずっと感じるだろう。
どこまでも続く青い空は、僕にとって勇気をくれる大切なものなのかもしれない。
衣替え
寒い時期になってきたのに、私はまだ半袖のまま。
それには、理由があるの。
いつか、君が
私の為だけに上着を借してくれないかななんて。
恥ずかしいけど。そんなこと毎年思ってる。
でも、やっぱり君は振り向いてくれない。
彼女に上着借すばかり。
だから、上着は自分の。
そろそろ諦めようかなとか思ってるけど結局戻ってきちゃう。
「こんな事わかってるはずなのに、やっぱり寒いや。」
???「あのっ!」
「え?」
声が枯れるまでずっと叫び続けるよ。
あなたに届くまで。
えっ?もう届いてる?
簡単に言わないで。
あなたが届いてると思っていても私は、どこか届いてなさを感じるの。
叫び続けるのは、私の勝手っていう事もわかってる。
わがままなこともわかってる。
ごめん。
でも、あなたが聴き飽きるぐらい声が枯れるまで叫ぶから。
だから、一つだけお願い。
面倒くさがらず耳を傾けておいてください。
たった一つのすれ違いで糸が切れてしまう世界をなんと呼べばいいのだろう。
一つや二つ、たった一桁のすれ違いなのに。
大切な人や何気ない日常を無くしてしまう人もいる。
「すれ違い」というものは、簡単なことで難しいことでもあるのだろうか。
起こしたくなくても起こってしまうものなのだろうか。
やはりこの世界を名前で呼ぶには、難しすぎる。