きらきら木漏れ日の気持ちいい場所で
のんびりと
うとうとしていたら
とつぜん
ちいさな私が
がんばっていた頃を思い出した
うしろを向いて
わたしが私でなくなってきている
たしかな足取りでここまで進化してきたよね。
しってるよ。大丈夫。

燦々と
ライトが私を照らす
生きていていいのだと
ずっと広く遠く景色を照らす

Sunrise

そよ風
ラムネの味
似たような日々の中
とどきそうな空に手を伸ばし
けん騒を忘れゆっくり微笑む君の
ルージュに見惚れている

まだ
だれも
しらない
らくえん
なまえもない
いまよりもっと広くて優しい
せかいがあるのなら
かんがえるのを少しだけやめて
いってみたいとも思う

ひかりの当たらない場所で
かすかな希望を胸に
りかいしようとした
かならず
がんばっていればいつか
やけくそで
けおとされて
くじけそうでも
らすとチャンスはきっと
やむ気配のない雨の中
みえないトンネルの先
でぐちは必ずあると信じて