9/29/2024, 3:11:26 PM
詩(お題)
『静寂に包まれた部屋』
昔は六人家族でした
二十畳の部屋も小さく感じた
今はひとりポツンと座る
静寂に包まれた部屋となる
77型のテレビをつける
大音量にしてバラエティーを見る
僕はひとり声だし笑う
それでも
静寂に包まれた部屋のまま
みんな
お化けでもいいから
寄っといで
みんな
死んじゃったんだけど
遊ぼうよ
僕の
こころのヘッドフォンを
はずしてよ
9/29/2024, 12:41:47 AM
詩(お題)
『別れ際に』
別れ際に
何かを伝えたくて
何かを残したくて
何かが消滅してゆく
別れ際に
言葉をちゃんと言えば
涙を流してたら
気のない冷めた振りしてた
別れ際が
思い出になっちまった
もう二度と会えないかな
パフェ食べて
やっと泣けてきた
9/27/2024, 1:52:51 PM
詩(お題)
『通り雨』
通り雨なら雨宿りして
運がよけりゃ虹が見れるかな?
通り雨なら濡れてもいいな
透けた下着に君が困るかな?
通り雨なら良かったのに
人生は急変する
通り雨なら笑えたのに
さよならの雷鳴だ
些細なことから
もつれてゆく
だから、
通り雨とおにごっこ、しよ!
9/26/2024, 11:43:38 PM
詩(お題)
『秋🍁』
世界が四つに別れたならば
わたしは秋を奪うだろう
食べることこそ幸せだから
春は息吹が、夏は祭りで、
冬は希望が、それぞれあるが
地味で暗めの秋のいろ
淋しさただよう季節だけれど
わたしは秋の旅行が好きだ
我欲を捨てりゃ、笑ってるんだ
9/25/2024, 8:35:45 PM
詩(お題)
『窓から見える景色』
テレビやスマホも生まれたけれど
人は目の前しか見えない
世界も宇宙もでっかいけれど
窓から見える景色が、自分のすべて
そう、人は小さくか弱きもので
過信してはいけないんだ
窓から見える景色と
手がふれあえる世界があれば
幸せになれるはずだ