詩(テーマ)
『お祭り』
美空ひばりさんの「お祭りマンボ」
北島三郎さんの「まつり」
どちらも大好きな曲です
人間って残酷で昔はすぐに死ぬし
お祭りがどれだけ大事だったか
想像を越えそうな気がします
私にとってのお祭りは「盆踊り」
田舎の村の小さなお祭り
それでも村人は親戚招いて大騒ぎ
人生のお祭りは青春だけでしょうか
結婚や出産や初孫でしょうか
なんだか淋しくて泣きそうです
ピーヒャラ、ドンドンドン
いつも通りの日常なんて無くて
「面白い」に気づくことが
私のお祭りです!
詩(テーマ)
『神様が舞い降りてきてこう言った』
神様が舞い降りてきて
こう言った
「こ、わ、」
「にんげん?」
「こっわっ!」
スルスルスル~
空に消えていった
「ギャーーーーー!!!」
えっ、なに?
いまの、なに?
ってか、
いまの神様なの?
怖いのは
人間ですか?
わたしですか?
それで
眠れそうにありません
ってか、さぁ、
怖かったのはわたしです
真っ裸のおじさんが
急に目の前で仁王立ちされたら
この世界では犯罪です
変態です!
わかりましたか?
神様。
詩(テーマ)
『誰かのためになるならば』
正義って何だろう?
ボランティアって何だろう?
平和って何だろう?
誰かって誰だろう?
偽善って言うだろう?
自己愛って笑うだろう?
誰かのためになるならば
誰かのためになるならば
そんな呪文に命を捧げ
汗を流し、涙する
嘲笑い、石を投げる
そんな世間の誰かのために
今日も君は生きている
明日を信じて働いて
いつの日か、そんなもの
やって来るのか分からない
でも誰か、やらなけりゃ
世界は止まって壊れるだろう
詩(テーマ)
『鳥かご』
鳥かごは
自由を奪うと思いますか?
鳥かごが
無限を作るとわたしは思う
俳句も短歌も
言ってみれば言葉の鳥かごです
鳥かごがあるから
言葉の可能性に気づくのです
人も同じです
1つを極めるだけでいいのです
愛も同じです
一人だけを笑顔にすればいいのです
鳥かごは
しあわせの魔法です
詩(テーマ)
『友情』
子供は「うんち」が大好きだ
肛門期と関係があるらしい
出す快感と自分が生んだ分身だから
それに大人が騒ぐのも
快感らしい
そして私は「ともだち」とは
うんちのその次の分身だと思う
広い世界で見つける
もう一人の自分探しが
「ともだち」だ
鏡と言ってもいい
そっくりだけど違う人格
だからこそ、ともだちこそが
まるで自分で、
肯定してくれる自分自身
身近な他人で
自身の別人生
パラレルワールドを結ぶ
その合言葉が
「友情」だ