詩(テーマ)
『誰かのためになるならば』
正義って何だろう?
ボランティアって何だろう?
平和って何だろう?
誰かって誰だろう?
偽善って言うだろう?
自己愛って笑うだろう?
誰かのためになるならば
誰かのためになるならば
そんな呪文に命を捧げ
汗を流し、涙する
嘲笑い、石を投げる
そんな世間の誰かのために
今日も君は生きている
明日を信じて働いて
いつの日か、そんなもの
やって来るのか分からない
でも誰か、やらなけりゃ
世界は止まって壊れるだろう
詩(テーマ)
『鳥かご』
鳥かごは
自由を奪うと思いますか?
鳥かごが
無限を作るとわたしは思う
俳句も短歌も
言ってみれば言葉の鳥かごです
鳥かごがあるから
言葉の可能性に気づくのです
人も同じです
1つを極めるだけでいいのです
愛も同じです
一人だけを笑顔にすればいいのです
鳥かごは
しあわせの魔法です
詩(テーマ)
『友情』
子供は「うんち」が大好きだ
肛門期と関係があるらしい
出す快感と自分が生んだ分身だから
それに大人が騒ぐのも
快感らしい
そして私は「ともだち」とは
うんちのその次の分身だと思う
広い世界で見つける
もう一人の自分探しが
「ともだち」だ
鏡と言ってもいい
そっくりだけど違う人格
だからこそ、ともだちこそが
まるで自分で、
肯定してくれる自分自身
身近な他人で
自身の別人生
パラレルワールドを結ぶ
その合言葉が
「友情」だ
詩(テーマ)
『花咲いて』
寝起きに、花咲いて
通う道、花咲いて
ランチに、花咲いて
通り雨、花咲いて
落選も、花咲いて
失恋も、花咲いて
いじめも、花咲いて
もらい事故、花咲いて
どんな時も、花咲いて
何があっても、花咲いて
それが私、花咲いて
思うだけで、花は咲く
ほんの少し、それだけで
幸せなれる、それだけで
いつも花を、咲かせましょう
願うだけで、花咲いて
詩(テーマ)
『もしもタイムマシンがあったなら』
もしも
タイムマシンが
あったなら
数億年
はるかな未来へ
行きたいわ
人も
地球も無くても
観てみたい
それが
生きると言うこと
そのものさ
「ある」と
奇跡を信じて
暮らしてる