詩(テーマ)
『友だちの思い出』
人は生まれ
母に甘え、父を追う
祖母に抱かれ、祖父と遊ぶ
姉を真似て、兄を見て
弟を叩き、妹を撫でる
人は生まれ
家族こそが、大事でも
外に、外に、興味が湧いて
自分に似てる、子供を見てる
遊んでみたくて、うずうずしてる
人は生まれ
同じ歳の、友だちが
心の世界を、埋め尽くしてる
まるで自分、分身たちで
無くてはならない 酸素に変わる
人は生まれ
恋をして、裏切って
愛とか友とか、比べられずに
それでも続く、友もいる
鏡のような、友もいる
人は生まれ
恋や愛や、夢に生きる
友だちってのは、何なんだろう?
この、友だちの思い出が
私が誇れる、プライドだ!
詩(テーマ)
『星空』
星空を見続けると
星が穴みたいで怖くなる
宇宙が風船なら
割れて消えちゃいそうだよ
星空を見続けると
星が動くみたいで怖くなる
「だるまさんが転んだ!」
肩をタッチしてきそう
星空を見続けると
星が落ちてきそうで怖くなる
テレビの戦争って
もっと怖いんだろうな
星空を見続けると
星が笑うみたいな声がした
会えなくなった人が
きっと見守ってくれてる
詩(テーマ)
『神様だけが知っている』
神様だけが知っている
ん?
神様が知っているなら
もう
書く必要がないね
うん
だったら今日はお休みだ!
あっそぼ!
詩(テーマ)
『この道の先に』
この道の先に
道って不思議だよね
道って面白いよね
迷路のような行き止まりもある
専用道路に高速やパイパス
大都会へも行ける
片田舎へも行ける
きっと未来の恋人の家も
きっと未来の家族の家も
この道の先に
きっとある
道って人生だよね
道って夢…そのものだよね
道があるから生きられる
道があるから歩いて行ける
この道の先に
願いがある
この道の先に
私がいる
詩(テーマ)
『日差し』
日差し
それは…お父さん
強くて、熱くて、不器用で
行くべき道を
照らしてくれた
日差し
それは…お姉さん
雨の日、夜間に、日食と
それでも負けず
光を見せた
日差し
それは…お婆さん
ポカポカ、ヒリヒリ、ザワザワと
いろんな顔で
起こしてくれた
日差し
それは…お母さん
消えたら、怖くて、生きれない
いつものように
届けて欲しい
日差し
それは…我が妻よ
かがやき、まぶしく、目も焼ける
あなたの愛に
毎日、感謝