詩(テーマ)
『この道の先に』
この道の先に
道って不思議だよね
道って面白いよね
迷路のような行き止まりもある
専用道路に高速やパイパス
大都会へも行ける
片田舎へも行ける
きっと未来の恋人の家も
きっと未来の家族の家も
この道の先に
きっとある
道って人生だよね
道って夢…そのものだよね
道があるから生きられる
道があるから歩いて行ける
この道の先に
願いがある
この道の先に
私がいる
詩(テーマ)
『日差し』
日差し
それは…お父さん
強くて、熱くて、不器用で
行くべき道を
照らしてくれた
日差し
それは…お姉さん
雨の日、夜間に、日食と
それでも負けず
光を見せた
日差し
それは…お婆さん
ポカポカ、ヒリヒリ、ザワザワと
いろんな顔で
起こしてくれた
日差し
それは…お母さん
消えたら、怖くて、生きれない
いつものように
届けて欲しい
日差し
それは…我が妻よ
かがやき、まぶしく、目も焼ける
あなたの愛に
毎日、感謝
詩(テーマ)
『窓越しに見えるのは』
幼い頃は窓越しの台風
教室からの校庭も好きだった
病んでた夜はパソコンが窓だった
心の窓はいつだって強化ガラス
窓越しに見えるのは
隔てた異世界
たたかう勇気も無いくせに
何時間でも観てられた
窓越しに見えるのは
私のいない世界
完全だけど淋しくて
飛び出すんだ
生きるんだ!
詩(テーマ)
『赤い糸』
黒い糸は犯罪ぽいな
青い糸は青春の友
金の糸はお金が匂う
茶色い糸は仕事関係
緑の糸は趣味仲間かな
銀の糸は尊敬する人
ピンクの糸は女友だち
グレーの糸は男友だち
黄色い糸は家族でいいや
白い糸はお母さんです
赤い糸は運命の恋
ドクドク、
流れる、血管の糸
ドクドク、
叫んで、教えてくれる
ドクドク、
お前は、あの子にしな!…と
詩(テーマ)
『入道雲』
あの入道雲に乗っかって
真夏を空から見てみたい
ちっぽけな僕らをさがそうよ
そこに居ただけで
嬉しくなるね
大雨降らせたりするけれど
お水をくれたり冷やしたり
集団の中から落ちてゆく
それは怖いけど
必要なことさ
あの入道雲を食べちゃおう
甘いか辛いか酸っぱいか
いつだって僕らはパイオニア
それは正否じゃない
経験なんだ
あの入道雲に乗っかって
遠くの街まで見てみよう
馬鹿でっかいビルやらスタジアム
いつかその場所で
輝きたいね