飛べない翼
飛べている=良い意味。
みたいに例えることが多いけど、
いつまでも飛べるワケがない。
飛べない時は、翼を休めた方が良い時。
と捉えたら良いではないか。
飛ばないで歩く事だって出来るしね。
飛べなくても良いから、欲しいな。翼。
背中につけて、バサバサしてみたいな。
paki
ススキ
昔、理科のテストで
「春の植物を四つ答えなさい」
と言う問題が出たことがある。
3つは思い浮かんだのだが、
あと1つが出てこない。
色々な場所を思い出して、
あと1個必死に考えた。
その時、家の近所の川と土手が頭に浮かんだ。
「あっ、ススキ生えてた!」
やったとばかりに書き込んだ。
…そうです。ススキは秋です。
そうなんです。
テストは案の定バツだった。
私が見たのは、
ススキによく似た「チガヤ」という
植物らしい。
でも、私の中では、今もススキなのだ。
paki
脳裏
脳裏ーのうり。頭の中。心の中。
なるほど。
脳裏に焼き付くとは、
相当な出来事なのだな。
あるな。そういうの。
いくつかある。
頭の中とか心の中って、
見えないからね。
外見だけでは分からないよね。
見えないと人間知りたくなったりするけど、
何となく探らない方が良い気がするよ。
他人の脳裏はね。
paki
意味がないこと
「これって意味がないですよね?」
会社に入って1ヶ月も経たない人が言った。
意味がないことは、確かにある。
でもその殆どは、
自分自身の行いの中にあると思っている。
自分が関わる前からある事。ましてや、
まだ仕事も覚えていない人の言うことではない。
〝意味がない”と聞くたびに甦る、
ちょっとイラッとする思い出。
paki
あなたとわたし
夫は私より5つ下だ。
今や歳の差なんて感じることは殆どないが、
子どもの頃で考えると、
私が6年生の時、夫は1年生だった。
そう考えると、結構な差だな。
1番衝撃だったのは、修学旅行の話をした時。
夫が中3の修学旅行。
自由行動で行った場所が、
私の職場の近くだった。
そう。私は既に働いていたのだ。
制服を着て観光していたあなたとわたしはすれ違っていたかもしれない…。
想像すると、ちょっと楽しい。
paki