透明な涙を流したその涙は儚く冷たく今にも透けてしまいそうな涙だった
たくさんの「ごめんね」と、数えきれない「ありがとう」と、私の生涯のたったひとつの愛してるを君に贈ります
君が隣にいてくれないと眠れない
隣に来て、私を抱きしめてほしい
貴方の温もりに包まれれば
眠りにつくことができるのに
どうかお願い夢から覚めないで
もう少しだけこのままでいさせてください
彼のそばに居たい 離れたくない
けど現実はそうはいかない
だって夢から覚めた時には彼はいないのだから
そう思うと何度も胸が張り裂けそうになった
現実の世界には もう彼はいない
それでも私は諦めないで何度も何度も夢の中で願った
どうかお願いします 夢が覚めるまで
もう少しだけ私に時間をください
現実世界でも君に会いたい ねぇお願いだよ
私を置いてかないで1人にしないでよ
夢が終わって、現実に戻ってもまた君に出会いたい
私はそう夢の中で願い、誓った
「愛情」
今日は彼の為に愛情たっぷりのオムライスを作る。
「よ~し今日も櫂君の為に愛情を込めて作っちゃお~」
私はいつも彼の為に手料理をする。
彼が仕事から帰ってくると私はすぐに抱きつく。
「おかえり。今日もお仕事お疲れ様‼︎ご飯できてるから一緒に食べよう 今日は櫂君が好きって言ってたオムライスを作ってみました。櫂君のことを思って作ったんだよ‼︎ケチャップはハートで愛情を込めて書きました」
喜んで食べてもらえるかな。毎回彼の感想を聞くのが楽しみで仕方がない。
「えー。奈々ちゃん俺の為にオムライス作ってくれたの⁉︎早く食べたい。奈々ちゃんの料理って本当に最高で美味しいんだよなぁ それじゃ、いただきます。」
相変わらず子供みたいだなぁ でもそこが何よりも可愛くて微笑ましい。
「お味はどうですか??」
「奈々ちゃん。やばいよ美味しすぎる。
奈々ちゃんの料理はやっぱり世界一、宇宙一美味しいよ。このハートも可愛いいな。」
反応が子供みたいで一々可愛い。こんなに喜んで貰えるのは彼以外考えられない。
「もう大袈裟だなぁ 喜んで貰えて光栄だよ。またなにか作っちゃお。今度は何がいいかな~⁇」
彼に喜んで貰えると心が温かくなる。だからまた頑張ろうと思えるんだ。彼の笑顔は私の未来の希望に変えてくれる。また次の日もその次の日もお料理を頑張ろうと思える。