冬になったら
冬になったらデートがしたいな
美味しいもの沢山食べて君と私だけの
思い出をつくろう
温かいココア飲んで心を温めよう
寒いから手繋ぎたいな。それからハグもしたい
君の温もりに包まれたい
もっともっと沢山色々なことしたいし、お出かけだって沢山したいな
あ、そうだ水族館とか行きたいな イルミネーションとかも。 綺麗な光に包まれたい。
まだまだもっともっと沢山行きたい所ある
でも君となら何処へ行っても何もしても楽しいよ。
沢山デートしようね
また会いましょう
「桜さんどこへ行くの」
彼が私を引き止める。
「どこにも行かないよ。けどね私死ぬの」
彼女は儚い声でそう呟いた。
その声は本当に衰えたようでどこか切なさを感じた。
「死ぬってそれってなんで?」
焦った声で彼は呟く。
「心臓病だよ。私心臓が生まれつき弱いの。
最近思ったの。生きるのって辛いね。なんでもうすぐ死ぬのにまだ生きているのかなって時々思う。それなら今すぐ死にたい 生きている時間が辛い 怖いの」
そう思うと更に心が、心臓が痛む。そして病気は悪化していくのだ。
彼女の声はとても震えていた。今にも泣きそうで俺はそんな彼女を抱きしめたくなった。守りたくなった。
「あのさ、死ぬ直前にまた会おうなんて言わないだろうな?」
やべぇ…焦った勢いで変な発言をしてしまった
自分でも何言っているかよくわからない。
「えー?何急に。また会おうかぁ。来世でもまた会おうって私が死んだら伝えるよ なんて、その時にはもう私居ないけどね」
「そんな悲しいこというなよ。最期は前向きにいようぜ」
俺は最期に彼女を励ました。そしてこの会話が最期となった。
俺が最期に聞いた言葉。「翔くんまた来世でも会おう」その一言だけだった。 そして彼女は静かに息を引きとった。
柔らかい雨
「雨かぁ。何だかテンションあがんねぇ。」
俺の頬に柔らかい雨が伝わる
いくら優しい雨でもテンションあがんねぇわ。
そんな時俺の好きな華が話しかけてきた。
「今日も雨だねぇ。翔は雨、苦手なんだっけ?」
華は落ち着いた表情を見せ俺に囁いた。
「あぁ。雨は嫌いだ。いくら小雨だろうがテンションあがんねぇんだよ。お前は雨とか嫌じゃないのか?」
「まぁ流石に大雨は嫌だよ?小雨とか優しい雨なら許せる。なんだろう。雨の音色が心地いいからかな?」
華は笑みを浮かべて俺に優しく呟いた。
その一言で一瞬にして雨の印象が変わったきがした。
鏡の中の自分
鏡の中の自分とは自分自身を映し出す鏡だ。
内面的な自分を見つめ直す鏡
眠りにつく前に
「寂しいから寝る前にぎゅーしてもいい?」
私は彼にそっと呟いた
「いいよ。ほらおいでぎゅー」
彼はいつも私を甘やかしてくれる
私が眠りにつくまでまでずっとそばにいてくれる。
そんな私は彼が世界で1番大好きだ