好きな、本?
小学生の頃に読んでから手放せない、上橋菜穂子の「精霊の守り人」?
それとも、青い鳥文庫のはやみねかおる、「夢水清志郎」に「クイーン」のシリーズかな
「ダレン・シャン」と「ネシャン・サーガ」を読んでたころは、家にある江國香織の「冷静と情熱の間」はしっくりこなかったけれど、今はよしもとばななの「キッチン」と「TSUGUMI」くらい、長く本棚にあるよなぁ
市川拓司の本ばかり読んでた時は、有川浩の「図書館戦争」にもだだハマり。
そのあと、和田竜で時代物が面白くなって「忍びの国」も「のぼうの城」も「小太郎の左腕」も読んだ
葉室麟、冲方丁、西條奈加、柳広司、今なら今村翔吾だね「ぼろ鳶」シリーズがどこまでも面白い
もちろん、この間に三浦しをんも坂木司も小川洋子も千早茜も島村理生も入ってる。何回読んでも「まほろ駅前」や「月魚」は泣いちゃうし「博士の愛した数式」とか「猫を抱いて象と泳ぐ」も胸にくる。
好きな本。好きな本。
ねぇ‼︎好きな本だって‼︎
こんな素敵なお題じゃ 夜が終わらないよ‼︎
#21 お題:好きな本
でっかいタイプの2穴パンチの持つところ。
ちょっと長くて、程よく重くて
きっと、振り回すために付けられた持ち手。
カッとなって
握りしめて
踏み込みながら
スイング
こめかみをぶち抜け、私の怒り。
あとはさよなら。普通の人生‼︎
#20 お題:岐路
さいあく、って貴女は言う
あ、のところは、や、に聞こえる
それから、言う、も、ゆうって言う
最もひどいさまに使う言葉を、今日だけでもう5回は聞いた
眉を顰める貴女に向けて、慣れた手つきでチョコを手渡す
「ヤバ優しすぎ!!」
その笑顔を自然に受け取ることができるまでに、どれほど時がかかったことか
思わず浮かれて、う、のところが、お、に変わる
「さいこー、でしょ?」
#19 お題:最悪
包み隠さず正しく素直であることは
悪いことではないのに
四角四面で、どうにも堅苦しいこと
文字通りって感じがする
#18 お題:正直
父さんが母さんと別れて
あの人と小さいお前がうちに来た
今までとは違う明るい日常
優しい空気
正しい世界って感じ
もちろん喧嘩の絶えない前が間違ってる家族で
俺はその残りもの
別に愛されてないわけでも
不自由してるわけでも無い
でも俺以外のみんなで充分じゃね?って思うだけ
3って完璧な数字らしいし
だからいつもにこにこしてるお前を見て
いいよな、何も考えてなくて
とか思ってた
こんなにでかくなってから
「俺と俺の母さんが、兄さんの大事な家族をぶち壊したんだ」
なんて泣かれると思ってなかった
「兄さんの何もかもを奪ったんだから、絶対に幸せにするって決めたんだ」
って、いつもにこにこしてたのは、家庭を楽しんでもらおうと、思ってたからだって
そうか、
そうか。
お前、いいやつだな
でもな
おれ
おまえらがいなければ
って
やっぱり たまに
思っちまうんだ
#17 お題:「ごめんね」