8/18/2024, 5:30:53 AM
私がいつまでも捨てれないのは、元カノとの思い出である。いつまで経っても忘れられないのは未練があるからだという意見もあると思う。しかし、私にとってそれは特別なものだった。大学受験が落ち着いた高校三年生の春頃、私は人生で初めて彼女が出来た。沢山デートをして、沢山はしゃいで、沢山笑いあって、沢山スキンシップをした。当時は人生で1番幸せな時間でした。付き合って初めてのデートでチームラボという東京にあるデートスポットだった。しかし、当日券は全て売り切れており、入れなかった。そこで、お台場に行ってお散歩しよ。と彼女から提案があり、その日は結局お台場デートをした。スポッチャやスタバ、海など楽しめるものは全て楽しんだ。辺りが暗くなり、海の近くにはカップルしかいない状態だった。海を見ながらイスに座って今後のデート先や次会う日、将来の夢や結婚の話など今後のことを話した。僕の中でこの人と一生一緒にいるんだなと思っているときだ。話の会話が切れると海を見つめていた。すると彼女が突然。「ねぇ...」と言ってきて、私が彼女の方を振り向いた時です。「チュ」と唇を重ねてきた。当然私はこれまでキスの経験がなかったので、驚いた。びっくりした私は顔を離してしまった。「ごめん。嫌だった?」と彼女に言われた。私は驚きのあまり言葉を詰まらせたが、首を横に振った。そして私は、気が付くと彼女にキスをしていた。数年経った今でも覚えている。あの時の心情、彼女の柔らかい唇を。私が初めて自分からキスをした日。そう。私がいつまで経っても捨てれないのは、元カノとの''思い出''だ。