【何もいらない】
私は私がいればそれでいい
他に何もいらない
誰かからの同情も共感も
私には必要ない
相手に何かを言われたって
結局は私次第だし
私が変わろうとすれば変われる
変えようとすれば変えられる
自分より大切なもの
そんなものは私には存在しない
いつかはできるかもしれないけれど
今の私は私が1番大切
だから
私を傷つける人は嫌いだし
自分を大切にできない人を理解することもできない
私は私
それが何よりも大切なこと
私以外に私はいない
私ただ1人
唯一無二の存在
他に何もいらない
君の優しさは他の誰かにあげて
私には必要ないから
【もしも未来を見れるなら】
私は将来何になっているだろう
何をしていて
誰と一緒にいるのだろうか
今仲の良い友達とはまだ仲良くしているだろうか
もし未来が見れるのであれば
私は未来の自分を見てみたい
もしかしたら
医者になっているかもしれない
学校の先生になっているかも
いや何者にもなれていないのかもしれない
実際に見ることは出来ない
未来のことなんて今は見れない
それでもこうして
見えない未来のために精一杯生きている
今が1番大切なんだと思う
もしも未来が見れてしまったら
どうせこうなるからって
きっと諦めてしまうことも多くなる
だから知らない方がいい
見えない方が自分らしく生きれる
今を無駄にせずに
1日1日を大切に
希望をもっていける
未来なんて見えなくていい
私にそんな力は必要ない
【無色の世界】
私の世界に色は無い
周りの人は色んな色が見えるのに
私には何色も見えない
何をしても楽しくなくて
それでもやらないと
楽しい振りをしないと
みんな離れていってしまうから
どんなに周りに人がいても
どんなに皆が楽しそうに笑っていても
私の心から孤独感などは消えなくて
こんな私が心底嫌になる
どうすればいいのか自分でも分からない
ある日私の目に突然色が飛び込んできた
今まで見たことのない色
カラフルな世界
きっかけは多分君だろう
君に出会えたから
私の世界に色がついた
君が私に色を見せてくれた
心から笑うこと
楽しむことを
教えてくれた
君がいなかったら
一生自分の世界に色がなかったと思うとゾッとするけど
君に出会えたからもう大丈夫
もし君の世界が色褪せてしまったら
次は私が色をつけるから
その時は私の色を受け入れて
【桜散る】
貴方を初めて見かけたときは
まだ桜が咲き始めたばかりで
貴方と初めて言葉を交わしたときは
桜が満開の時だった
貴方とこうして毎日のように笑い会えている今
桜はもう散ってしまい
葉桜になってしまった
私は葉桜も好き
また来年も綺麗な花を私達に見せてくれる
その時私達はどうなっているだろうか
もっと仲良くなっているかもしれないし
もう仲良くできていないかもしれない
目を閉じて思い出すのは
貴方と出会ったあの日のことで
貴方を手放すことは少し難しいことだと実感する
こんな私でも見捨てないでいてくれますか
またこうして貴方と桜を見ることはできるでしょうか
もし未来の貴方の隣が私でなかったとしても
貴方のことを想い続けています
どうか貴方を想うことだけは許してください
私はどうにも貴方を手放すことだけはできないようです
私は今年も桜の雨の下
あなたの事を想い続けています
【届かぬ想い】
どうか幸せになってください
私は貴方が笑顔でいるだけで
それだけで良いのです
笑っていてください
貴方の笑顔が今日も世界を照らしてくれます
私の世界を輝かしいものへと変えてくれます
この想いを貴方に伝えられたらどれだけ良いでしょう
私は素直になれなくて
いつも素直に言葉を伝えられません
やりたい事をしてください
貴方の輝いている姿を私に見せてください
こんな言葉しかかけられなくて
本当に伝えたい言葉は伝えられません
ただ本当にこれは嘘ではありません
この言葉だけは
貴方を愛しています
心から
貴方の幸せを願っております
欲を言うなら
未来の貴方の隣に私を置いてください
私が絶対に幸せにしてみせます
どうかこの手をとってください