8/2/2024, 4:20:09 PM
病室
ここは命を枯らしも引き止めもする
貴方と私は細い根のような管で茶番を続けて
毎日花を持ってきても私は貴方が好きだった華やかさは見る影もないのに
お互いに見えない枷をくくりつけて
お互いに見離せないものだから
四角い部屋の白い部屋でのお人形劇
貴方は見えるはずの赤い管は外してくれない
私は見えないから赤い糸は切れない
7/31/2024, 6:12:37 PM
だから、一人でいたい
寂しいけど
人に心を抉られるより
相対的に傷つかないふりができる
原状回復がある程度見込めた気になって
むなしさがあっても慣れることができる
だから、一人でいたいってひとは多い
自分の最大の味方だけといて一見損はない
7/30/2024, 12:10:05 PM
澄んだ瞳
私なんてが口癖だけどさ
貴方を選んだ私のどこがダメなのか行ってみ
なんて言われたってさ
その澄んだ瞳でいった背中を押す言葉を
悪態だと捻くれ崖の土壇場で背中を押されたって思うくらい
私が堕ちてることを前提にしてほしい
7/29/2024, 3:02:31 PM
嵐が来ようとも
台風の目のような人がいれば
比較的穏やかでいられる
7/26/2024, 2:05:19 PM
誰かのためになるならば
色んな服を重ね着るように過ごしてきた
それでも私は衣が多いだけであって
その本質は変わらぬように
時折マイノリティーを着るけれど
「誰かのため」に自分が含まれても良いと思う
濡れ衣を着て傲慢でいる気でいる
着こなす気でいる
針付きの服を着せる人はいるけど
貴方のものは太陽の匂いがするように
悪役の仮面を被せられるけど
顔が隠れるのをいいことに
世界で一人くらいの貴方を優先して
世界で一人くらいの涙を流す人間になりたい