心の灯火…
時には気分が沈むこともある
そういうとき…心の中は真っ暗で、
心は彷徨っている
そんな心に…灯火をつけてくれるのは…誰だろうか…
自分が落ち込んだ時、自分が苦しい時に助けてくれるのは誰だろう…
あなたには、そういう相手がいますか?
香水…
ふと漂ってくるこの香り…
私はこの香りを知っている
香りと記憶は繋がり合っているというけれど
この香りひとつで、あの頃の記憶が鮮明に蘇る
それは…良い事もあるが、時に苦い記憶をも呼び起こす
だけど、それもひとつひとつの記憶と思い出。
良い記憶も、悪い記憶も、全てをひっくるめて、その香りを好きになれたら…
無理に好きになろうとしなくていい。
時間と共に、その記憶は、きっと美しいものになって行くから…
突然の君の訪問…
今日はいつもより早く仕事が終わった。
そして、せっせと夕飯の準備している時に突然、
自宅のインターホンが鳴る。
この時間に誰だろう?
私はそう思い、インターホンのモニターを見た。
…あれ?彼くんだ…
そして私は玄関に行き、扉を開ける。
彼くん、今日は仕事じゃなかったっけ?どうして突然…
来るなら連絡してくれればよかったのに。
今日は、たまたま仕事が早く終わって家に居たけど、私がもし家に居なかったらどうしようと思ってたの?
そんな問いかけは露知らず。そして彼くんは…
…どうしても逢いたかったから?話したい事があるの?
そして彼は玄関に上がると、目の前で大きな花束を私にプレゼントしてくれた。
…え?これって…?付き合ってから、今日でちょうど1年だから?
もう…彼くんってば…
…付き合ってから1年目の記念日。まだ、たった1年なのに大袈裟だ。
…まだ、たった1年なのにこんな…っん、
すると彼くんは、私の言葉を遮るように、唇を重ねてきた
…愛してるよ
…もう、彼くんのばか…
私はその口付けに答えるように、彼の温もりを感じるように、ぎゅっと抱きしめた。
雨に佇む…
雨の日は、少し気分が落ち込む
晴れていれば、青空で晴れ渡っている空も、
雨の日はどんよりと、姿を変えてしまう
それはまるで、自分の気持ちをも曇らせるように…
晴れていれば背中を押してくれる太陽も
雨の日は姿を隠してしまう
しかしその分、雨の日は、自分と向き合う時間も取れる
晴れの日には考えなかった様なことにも、考えを巡らせる事のできる良い機会
晴れの日は晴れの日で良いけれど、
雨の日は雨の日で、また違った良さがある
そんな中…考えを巡らせ、雨の日に佇む自分の内側。
向かい合わせ…
理想と現実の向かい合わせ
理想はこうでありたい。
だけど…全ては理想通りには行かない…
何かをするに当たっては、その分、何かを捨てないといけない
全てを手に入れる事は出来ない…
物事を進める為には
取捨選択を繰り返して行かなければならない
人生は一回、チャンスは一杯
その中で私は
何を選択すれば良いのだろうか
答えなんてない…自分で選んで行くしかないのだから。