空を自由に飛べる羽が欲しい
ピアノを上手く弾けるような腕が欲しい
テストで100点取れるような頭が欲しい
皆に愛されるような愛嬌が欲しい
このような願望を少しでも抱いたことは
あるだろうか?
私はある
自分の能力より他人の能力を羨ましがった
絶対に無理な願いを
ないものねだりしてまで欲しがった
「付き合ってください」
好きじゃないのに
他人を好きにさせてしまった
俺は好きな人は居ない
中学の卒業式元カノから振られた
理由は高校が違うからだ
自分は遠距離でもいいと思ってた
ずっとずっとそうだった
重いなんて言われたこともあった
高校生の俺はまた、
大学に進学したら振られるだろう
だから俺は相手を断った
「ごめん。忘れられない人がいるんだ」と
ところにより雨
父と喧嘩した
私は父が嫌いな訳では無いのに
いつの間にか父を傷つけてしまっていた
言葉を上手く使えず、傷つけていた
こちらからしたら暴言を吐いていないつもりだったかもしれない
曇っていた気持ちが晴れスッキリした青空が広がる
しかし言われた側はどうだろうか
晴れだった気分は曇りに変わり雨が降る
溜まった雨は限界を突破し涙に変わる
受ける側のことをよく考えて発言しなさいとはこういうことだろうか
言葉とは他人の人生を簡単に左右することができる
上手く使えば相手を幸せにすることだってできるだろう
しかし1歩間違えれば相手を死に追いやる
ところどころ雨が降ってしまうだろう
言葉はナイフでありプレゼントでもある
貴方は他人にナイフとプレゼントどちらを選びますか?
特別な存在とは何だろうか
大切な人?
恋人?
友達?
人によって考え方が違ければ
特別と感じる心も変わってくる
私の特別な存在は「家族」だ
「バカみたい」
土砂降りの雨の音と共に
君は僕に別れ話をつぶやく
いつもの場所
いつもの時間
いつも泣いている君
弱虫なんかじゃない、僕が泣かせてるんだ
浮気性の僕はまた君に言わせてしまった
僕ってほんと