恋に落ちるまでの時間はどれくらいだろう。
人によっては多くの時間が必要な時もある。
だけで私は本当にわずかな時間だった。
その割に、落ちてからのずっと底なしの穴に落ち続ける様な感覚。
刹那という時間が永遠と、絶え間なく突き動かす。
ああ恋をしたのだ。
刹那
生きる意味。
意味を問われている。
そこではじめて自分の意思が及んでいないことを自覚する。
誰かに大きく委ねられていると突きつけられる。
死にたくないと思っている。
だがそれには生存本能以上の何かがなかった。
死にたくない。それから先は、如何生きる。何を持って、例えば誰かの生存の椅子を奪ってでも成し遂げたい意思は何か。何も浮かばなかった。
見つけろ。と鼓舞する。
見つかるのか。途方もない不安に押しつぶされそうだ。
どうでもいいのだ。
善か悪など。
男にとってただ一人を幸福にできないなら悪なのだ。ただ一人を犠牲にせねばならないなら尚のこと。
どうでもいい。どうでもいいなら、いいように振る舞うだけである。
他人の基準となった善悪に則って彼女を差し出すくらいなら。
男は刃物を持って、それから。
善悪
流れ星。
前に見た時は、あんな一瞬で三回も願い事など無理だと思っていた。流れ星の見えている時間は一秒以上五秒以下と聞く。運良く五秒得られても三回には到底届くまい。
だけど、本当に叶えたいなら、そんな無理すら押し通さなければならない。
奇跡を起こす覚悟と決意。
願う事はただひとつ。
きらりと横切る星に願う。
流れ星に願いを
ルールが複雑化した経緯を聞いて関心してしまった。
そうか、人はこうも小狡くなれるのかと。
楽しく、安全で平等なゲームのためプレイヤーにとってジャッジマンとって必要不可欠。把握しておかなければならないことは確かだがこうも細分化されては覚えるのも一苦労だ。
だがこのゲームが面白いのは間違いなし。
新たなルールが付け加えられないことを祈るしかない。
ルール