「今日は晴れ、ところにより雨。
洗濯日和となるでしょう」
「今日の山羊座の運勢は、6位!
ラッキーアイテムは、しおり。」
そんなニュースを片耳に聞きながら、私は外に出た。
一昨日私のマンションの隅にすずめの巣があるのを見つけてから、いつの間にか毎日見にくるようになっている。
周りから見た、私の人生ってどんなものなんだろう。
たしかに、気象予報士が言うように私の運勢はど真ん中、特に特別な何かがあるわけでもない、目立たぬ佇まいだ。
だけど、実際に人生をのぞいてみると、その瞬間瞬間にドラマがあって、唯一性のある日常なんだよ。実はって話。
人によって着眼点は違うし価値観も違うわけだから、見える景色も、見え方も違うよね。
それって実はすっごく素敵なことなんだよ。それでいて儚いものでもある。
一瞬しか見えないその人の一面があるように。
まるで空にかかる虹や、空に咲く花火みたいに。
「晴れ、ところにより雨だなんて、傘いるんだかどっちなんだよー。はっきりしないなあ。」
なんて思っちゃうかもだけど、その変化が楽しいんじゃんね。
その変化に一瞬、虹がかかるかも。見逃さないでね。
私にはリウマチと認知症を背負った、おばあちゃんがいるの。
みっちゃんって言うんだけどさ、80歳になってからよく、みっちゃんが学生だった頃の話をしてくれるの。
好き嫌いが多かった、髪が膝まであったとかいろいろお話を聞くけれど、なんとなく感じるのは、みっちゃんはたぶんお嬢様育ちで優しくって控えめな女の子だったんだなってこと。
私は、外見においても内面においてもみっちゃんから受け継いでいるものが多くて、例えば、髪が細くて茶色いところとか感性が豊かなところとか。
私、生きてきた中でなかなか自分に似た人とか共感できる人って出会ったことなくって。
だからみっちゃんの存在って実はすごく大きいんだ。
心が繊細だから、疲れることってよくあって、そんな時にみっちゃんがいると居る場所があるような、安心する感覚がある。
特別な存在なの。
だから、何度でも聞くよ、みっちゃんのお話。
だからずっと、心のそばにいてよね。
「勉強のモチベーションの保ち方を教えてください!」
私はそう質問した。自分では、そんなこと考える前に机に迎えって話だよな、ど定番の、バカみたいな質問してるって、わかってる。けど、なにか解決策が欲しいって願う気持ちが強くて解決策があるように錯覚しちゃうんだよな。
そしたら卒業生は
「自分が志望校に合格したその瞬間を想像して、それをモチベにしてました!」
そう答えたんだ。それを聞いた時は、まあ確かにくらいにしか思ってなかった。
けど、今日ふと風呂の中で想像してみたんだ。合格とわかった瞬間、その後の雰囲気、それからの私の生活。もし順調にいったらさ、合格した後は大学生活を心待ちにして準備するのさ。まずはイエベ春っぽいブラウンに髪を染めたいな。そこから一人暮らしを思い描くの。インテリアや趣味も、学びたいことも、大きな道が広がる。
そう思ったらさ、もうこの一年間がゲームに思えたのさ。受験までにする勉強すべてがその日のための貯金箱。他の人たちより、とか、自分と戦え、とかじゃなくて、自分の憧れの日々のための時間なんだよこれは。
だって、本番までどれだけ勉強してもいいんだよ?過ごし方は自由。そう思うと、この一年や二年、わくわくするゲームに思えてこない?私はそう思えたからどんどん貯金しようってモチベーション超上がってる
東進に通ってる私は林修先生の言葉が思い浮かんだ。
「受験にフライングも、スピード違反もない。」
私は走り始めたよ。
理想の自分、なりたい自分を想像するだけでワクワクするよね!
例えば私は、巻き髪が映える、ふわっとした髪型の笑顔が素敵な女の子になりたい
それに、今は高校生だけど、頑張って受験を乗り越えて第一志望に合格して、、憧れの一人暮らしを手に入れたい。
そしたら、可愛らしいインテリアにして、バイトしたいなぁ。カフェとか、家庭教師もいいかもしれない、!
きっとあの憧れの国立大に行って、学びたいこと学んで、なりたい物もその間に見つけられたらいいななんてね。
私は、将来何かを企画する仕事がしたい。
心理学や人間科学を学びたいの。
イギリスに留学もしてみたいな。
自分のエッセイを出したいんだよね。誰かの手に届くような本を。
今、吹奏楽部に入っているし、趣味でフルートやピアノは続けたいし、何年か前まで続けていたバイオリンももう一回したいし、ギターも憧れる。
バンドで歌を歌ってみたいし、心を許せる親友や恋人にも出会いたいなー。
ほら、あなたも。考えてみて!やってみたいこと。なんでもいいの。なんでもできるとしたら何したい??
一度きりの人生、楽しまなきゃねって、思える。そんなポジティブな心で過ごせる今に感謝。
ね?胸が高まるでしょ♪
平穏な日常、それは生きる上で大切な条件。
でも、平穏な日常の中で一週間に一回だけ、いつもよりほんの少しだけ挑戦する日を作ってもいいのかもしれない。
いつもの自分よりちょっとだけ上を。
そんな日の繰り返しでもっと知らない世界が見えるようになるかもしれない、人生が楽しくなるかもしれない。
無理をしないくらいのちょうど良い挑戦、小さな気遣いが、誰かを救うかもって、より素敵な自分に出会えるかもって思うと前より人生がキラキラするよ˚✧₊⁎