9/28/2022, 10:28:02 AM
「じゃ、また明日ね」
最期の言葉なんて、そんなもの
漫画やドラマみたいな
劇的な台詞は、現実には存在しない
自分も多分、そんな平凡な言葉を
吐き出して、息絶えるのだろう
最期の言葉なんて、忘れてほしい
別れ際の「また明日」なんて
守れない約束みたいで
それこそ、死んでも死にきれない
9/27/2022, 10:22:36 AM
降ってきちゃったね
君の事だから準備は…
え?傘忘れたの?珍しいね
私?え〜と…
じゃん!持って来ました!
と言うわけで、さぁ、はいったはいった
行くよ?しゅっぱーつ!
うぅ…照れ隠しでついおどけてしまった
ただでさえ子供っぽいって言われるのに
でも、今日くらい良いよね?
せっかく傘一つ分、距離が埋まったんだから
彼のうっかりに乾杯!通り雨に幸あれ!
9/26/2022, 10:20:26 AM
秋、その言葉は
哀愁と憂鬱を引き寄せる
同時に
食欲と行楽欲を刺激させる
9/25/2022, 11:15:36 AM
題 窓から見える景色
電車の外は一面、田んぼの海だった
その上で、トンボたちが同じ動きをする
飛んで、立ち止まって、向きを変え、また飛ぶ
それを何度も繰り返す
RPGみたいだなとクスリと笑う
目的の駅で下車する。バスの行列に並び
歩いて、止まって、また歩いて。一歩踏み出す毎に、
期待、緊張、不安が何度も廻る
座席に座って外を見ると、トンボがいた
気づいた瞬間、一度も止まらず、飛び去った
景色が目に入らず、ずっと後ろ姿を眺める
緊張と不安を取り除けてくれたと信じて
9/24/2022, 10:17:25 AM
目の前にあるものが現実
なんて言う迷信はどこから来たんだろう
こうして、スマホを眺めている間も
家族が事故に遭ったかもしれない
友人が苦悩を抱えているかもしれない
目に見えないものの中にも現実はある
そして、その断片が何処かに転がっているはず
見つけてみせる
失ってからでは遅いから