将来の夢は何ですか?
小学生の頃の僕は、元気よくはっきり答えていた。
「サッカー選手」
中学生の頃の僕は、恥ずかしそうに答えていた。
「漫画家になりたい」
高校の頃の僕は、・・・
「将来は安定した職業に就きたい」
今の僕は、・・・
「夢なんて現実的じゃない。叶えられそうな目標を立てる。」
歳をとるにつれて、夢は無くなっていく。
自分が何に向いていて、何に向いていないかを知り、自分より優れている人は山ほどいて、夢は消えていく。
未来に向かって、希望を純粋に抱きながら、まっすぐ言葉にすることができた子どもの頃の自分が懐かしい
私が懐かしく思うこと、
それは「将来の夢をはっきりと言えていた子どもの頃の自分」
私は、何も考えずに生きてきた。
親にひかれたレールをただ歩くだけ。
それは、とても楽なことだった。
だって、自分で決める必要がないから。
たとえ、失敗したり、嫌なことがあったりしても、親のせいにできるから。
いつしか、自分の意思がなくなった。
自分で決めることが出来なくなった。
普段の服も、大学などの進路も、就職も。
自分ってなんだろう。
自分がやりたいことってなんだろう。
好きなこと、好きなもの、、、。
自分の好きってどんなものだろう。
最近、自分について考えてみた。
親にひかれたレールの他にも、レールがあることに気がついた。
見えていなかった。
いや、見ようともしてなかった。
レールって分岐していて、選択は無限にあった。
はみ出したっていいじゃないか。
自分について考えて、自分なりに答えを出して、
素直に、進んでみよう。
自分を見つけにいくんだ。
密かにそう決めた。2023年。
ここから始まる、私の「もう一つの物語」
暗すぎると先は見えない。
見えないととても不安で、起きないことを起きたらどうしようと頭の中でグルグルと思考がまわる。
暗がりに少し光があれば、安心できる。
そんな気がする。
できれば、暖色がいい。
身体も心もポッと暖かくなる。
ココアがあったら、最高かもしれない。
明日は何があるかなって少し無理矢理に前向きになりながら、ベットに沈むんだ。
暖色の落ち着く光が少し照らされた
「暗がりの中で」
身体に細胞に染み渡る。
リラックス効果はバツグンだ。
ダージリン、セイロンティー、ホワイトティー、、、
その日、その時、その場所で、楽しみたい。
私にとって、ほんのちょっとした楽しみの一つ、紅茶の香り。