歴史っていう物語は、最初から結末がわかってる訳で。
だから、そうなるまでの過程を学んで人によっちゃ面白い、つまんないとなる訳で。
つまりね、人はよく終わりよければすべてよしと言うけれど、私はこう思うんだ。
その過程、つまり今が楽しければ、結末がどうであれ、納得した人生なんじゃないかって。知らんけど。
#最初から決まってた
ここではないどこかに、きっと人は住んでいる。そして、その人もまた、そこではない「ここ」に思いを馳せていることだろう。そう考えると、なんだか繋がっているような気がする。
「嘘つき」
文学的な彼にそう絆されて始めた遠距離恋愛。君が想いを馳せていたのは、「ここ」ではなくて。
ここではないどこか。だった。
♯ここではないどこか
やりたいこと。
そうだな、1回でいいからミステリ小説を描いてみたい。
別に世に出したいなんてわけじゃない。ただ、あのトリックが判明した瞬間の鳥肌を感じて、言葉が溢れて止まらないという経験を、1度でいいからしてみたい。
私は美術学科で絵を描くことが多いのだけれど、どうにも行き詰まって仕方がない。小学生の頃から描き続けたものの努力が実らないこともある。どうしようもないことだってあるのだ。天性の才能を目の前にして、絶望しないわけが無い。もしその絶望の後に憧れという感情を抱くのならば、どれほどに努力を重ねただろうか。
いや、そうか。私はもう既に憧れを抱いてる。現に書いているじゃないか。美術ではない、ミステリという文学に。
#やりたいこと
楽園と聞いて最初に思い浮かぶのは、楽という感情でしょうか。
それとも、その次を考えたあなたは、何を思い浮かべたのでしょうか…。
#楽園
風に乗って、君はどこまででも飛んでいく。
君の声も、
君の夢も、
君の全てが、上昇気流を巻き起こす。
でも、君はまだ知らない。
上昇気流が巻き起こすのは、雨であるということを。
#風に乗って