真夜中
こどものころは夜8時には寝て
目が覚めるのはもちろん朝
あの熟睡の日々よ
たぶん夢なんか覚えていなかった
しっかり眠れることは当たり前で
今はどう?
真夜中に目が覚める
眠りが浅くなったからなのか
トイレに行きたくなるせいか
なんにせよ時計を見て
ああまだ眠れる
そしてしっかり寝るけど
そのうちここから眠れなくなるのかな
親なんか見てるとそう考えちゃいます
というわけで
真夜中に目が覚めてもいいように
電気はナツメ球つけたままです
真夜中のトイレまでの道のり
転倒注意!
愛があれば何でもできる?
そうは思わないけど
愛が無くちゃできないこともある
愛にもいろいろあるけどね
何らかのエネルギーにはなるはず
地球を救えるかどうかまでは
わからないな今は
後悔
選択肢がなければ
後悔もしようがない
けれど私たちは
生きているだけで
すでに選んでいるということ
何を選んだとしても
後悔はつきまとう
もう忘れちゃうしかないよね
後悔にとらわれてストレスでいるより
とにかく未来があるんなら
自分の選んだこの道こそが
私の人生なんだと
そしてまた次の選択をしていこう
せめて上を向いて
(理想をかかげるのもきっとだいじ)
風に身をまかせ
強風だ
追い風ならば身をまかせよう
見上げると
鳥がホバリング
強風の中
その場にとどまっている
その後急降下してどこかへ飛んでいった
風に身をまかせているだけじゃ
目的地にはたどり着けない
気がつけば向かい風
大丈夫
我が体重は風に負けないぞ
失われた時間
失われた時間とは?
気を失っていたら
それは失われた時間といえるかもしれない
それなら睡眠もそうかも
眠りについて目覚めるまでの時間
失われたと言ってもいいかも
ただし肉体にとっては必要な休息だから
たとえ自分が認識できていなくても
時間は無駄に失われてはいない
最終的には
最後の眠りにつくときこそ
それ以降の時間が失われるのだろう
それがあまりに唐突ならばなおのこと
残されたものにとっては
共に生きる時間が失われたということになる