どこまでも続く青い空。
君は繋がってるから頑張れる、なんて言うけどこの青さが嫌になることはないんだろうな。
この青は眩しくて青すぎて嫌だ。

衣替え、昔の服とこの季節を過ごす。

声が枯れるまで何かを主張したことはない。いつか声を枯らす時が来るなら、その自分はきっと歌っているんだ。音楽しかないから。
自分がこんなかっこ悪い姿で生きてること、死ねない理由を叫んでやる。
今はまだ、そのための準備中。

始まりはいつも私のメンブレ。

君が泣きながら家に来た。
声を押し殺して君はまだ泣いている。
「こんなとこ見せてごめん」
しゃくりあげながらそう伝える君。
そんな事言わないで。
「謝らないで。」
嫌いになんてならないよ。
「声殺して泣かないの。苦しくなるよ。」
「かっこ悪いから。」
ここまで泣いてて今更遅いよ。
「大丈夫だよ。」
子供のように君は声を上げて泣き始めた。